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2014年9月12日 (金)

「大都会リヨンの歴史地区」「絹にまつわるリヨンと日本」

フランス南東部の「 リヨン Lyon 」 は 人口165万、 フランス第2の都市 



この旅行、 私はスイスのチューリッヒ経由で リヨンの 「 サンテグジュペリ空港 」から入りました

「 星の王子さま 」の作者サン・テグジュペリ Saint-Exuperyはリヨン出身なのです







01.     リヨンは 「 ソーヌ la Saone 」 と 「 ローヌ le Rhone 」という 

二つの大河が合流するところに発達した街で 2000年以上の歴史を持っている ・・

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02.    二つの川に挟まれた半島部から 西側の 世界遺産に登録された歴史地区 「 ヴュー・リヨン 

Vieux Lyon 」 に入るには、 ソーヌ川に架かる 「 ボナパルト橋 Pont Bonaparte 」

や 「 サン・ジョルジュ歩道橋 Pssserelle Saint Georges 」 などを渡って行く




歴史地区にある サン・ジャン大司教教会には 世界でも貴重な「 天文時計 (14世紀)」がある。


文字盤は 24分割されていて、 時刻や季節ばかりでなく 星座や惑星の軌道 聖人の記念日など 

様々なことがわかる 驚くべき仕組みとなっている

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03.    ケーブルカーに乗って 「 フルヴィエールの丘 Fourviere 」 に行くと 

リヨンの大パノラマが開ける。         朝日の逆光の中で 白く輝く街を見ながら  



フランスの新幹線TGVが 1976年 まず最初に パリーリヨン間を走ったことを思い出し、 

リヨンは 丁度 東京に対する大阪のような立ち位置にあるのかなあなどと考えました 

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04.     丘の上に立つ 「 ノートルダム・ド・フルヴィエール大聖堂 」は ’ 地味派手 ’

というのでしょうか、、  なかなか印象的な美しい聖堂でした

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05.    さて、 リヨンは 「 印刷・機械・化学産業の街 」「 金融の街 」「 ハイテクの街 」

「 美食の街 」と様々な呼び名を持つ。   そんな先進の大都会、 まだ9月半ばだというのに 


多くの人々は 都会特有の色、シックな黒褐色を纏っています

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06.    町のサンドイッチ屋さん、   フランスパンと生ハムが美味しかったですよ !

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07.     フランスの都会人は やっぱり黒が好き !?

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08.     「 ヴュー・リヨン 」には 急坂と階段が多い

毎日の登り降りは大変かも知れないが   この雰囲気は何とも言えず魅力的 ・・




1907年、8か月間 銀行員としてリヨンに滞在した 永井荷風が ” ふらんす物語 ” を 書いたのも

ソーヌ、ローヌの 二つの川が織りなす四季折々の変化や こんな古びた街角の趣きのせいだったことでしょう !

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09.     リヨンは 14世紀に絹織物の交易が盛んとなってから ずっと 世界に絹製品を

輸出する ’ 絹の町 ’ として名を馳せて来ました。 



しかし、 1855年にスペインで発生した蚕の病気が リヨンに大打撃を与えた際は

日本の蚕が病に強いからと フランスから横浜に買い付けが殺到したこともあったということです。



さらに 富岡製糸場も 1872年 リヨンから技術指導者を招いて創設されましたし

ジャカード織機も リヨンから 日本に伝わりました。 

絹にまつわる日本とリヨンの関係は 浅くはないようです。        そう言えば



フランス北部で 牡蠣が大量に死滅した時も 広島の牡蠣が新たな種牡蠣として役立ちましたね ・・

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10.     リヨンは 「 美食の街 」としても有名ですが、 ミシュランの三ツ星レストランが 

リヨンには一軒もないことを リヨンっ子は かなり不満に思っているらしい。 ミシュラン社の採点基準には

上質な雰囲気やトイレの清潔さまでが含まれるため なかなか合格点に達しないのだそうだ。 



最近は 日本までミシュランでランク付けされるようになって 余計なお世話、と 私は思うこともありますが

あらゆる場面で ” 他者の評価が気になる ” 日本人には 打ってつけの仕組みなのかも知れません ・・

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11.     リヨンの「 ギニョール 操り人形 」も 歴史が長い。 マリオネット博物館では

フランスのギニョルばかりでなく、  日本の文楽人形の特別展示もありました。 

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 (  あるレストランの帳場にて  )







12.    リヨンと言う大都会  とりとめのない散策でしたが 、  

せっかくですので リヨンの高級フランス料理、 最後に添えさせていただきます。


この繊細な飾りつけったら 、、、 
 



スーツをシュッと着て、背筋をピッと伸ばした年配の執事風が 靴音を響かせ 何度か料理を運びました   

やっぱり 雑で安いレストランの方が 私には合いそうですが  まあ 何事も経験ですから !

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食後に チーズの屋台を若いボーイさんが引いて来ました。  この時 なんだかホッとしましたよ

  
  

 

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リヨン、フランス第2の都市」カテゴリの記事

コメント

こんばんは
リヨン、名前はもちろん聞いたことはありますが、パリに続いてフランス第二の都市だということは初めて知りました。
空港の名前も素敵ですネェ!
ヨーロッパの空港は、シャルル・ド・ゴールやヒースロー・・・人名からつけられた名前が多いですよね。
02の写真、川を挟んでのリヨンの街、素敵ですね。
これを見ただけで行ってみたくなのます。
生ハムのサンドウィッチ、美味しそう!
そしてリヨンの街と日本との関係、知られざる(?)深い関係があったのですね。
富岡製糸場に始まった日本の絹産業、その後各地に広がり、『あぁ野麦峠』のような悲劇も生みました。
それにしても、ウインドウを見ているだけでも楽しくなりそうな街ですね。

リヨン、行ったこともないのに、なんだか懐かしい響きが甦りました。
そうか、遠い昔に寄読んだ荷風の「ふらんす物語」だったかなあ、と漠然と考えながらbellaさんブログを読み進めると、ああ、やっぱりと。
またまた、ヨーロッパの街の歴史を再認識させられる素晴らしいリヨン。
bellaさんマジックもいくらかあるのかも知れませんね。merci (!)
高級フランス料理、美味しそうだけど、ちょっと緊張します。フランスパンと生ハムのサンドウイッチ(06)を齧りながらのグラスワインもいいなあ。(笑)

bella様、
こんばんは(^^♪
リヨンの街並みってこんな感じなんですね…フランス自体パリとストラスブールしか行ったことないのでいつも楽しく拝見しております。
リヨンには超親日家の仲のいい友だちがいるので、とても興味がありました。
彼女と食事をするとカジュアルなのに何となくカッコいいなっていつも感じていて、
やっぱりフランス人なんだな~(何が?って感じでもありますが)なんて思います。
ですが、彼女はワインやチーズより和食が好きだったりします。
本当に、みんな黒い服を着ているんですね…そういえば、冬にやってくることが多いせいもありますが、友だちも黒っぽい洋服が多いような気がします。
何だかとってもサンドイッチが食べたくなりました。

リヨンには残念ながら行っていないので、この町について
色々と知ることが出来て有り難うございます。
天文時計にも色々な事が仕込まれた精巧なものがあるのにはびっくり。
写真を拝見すると本当に黒の衣装が多いですね。
絹にまつわるリヨンと日本の関係も初めて知りました。
高級フランス料理の飾りつけ本当に繊細ですね。

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