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2014年5月16日 (金)

皇帝が愛した「インスブルック」、こんな街とは想像外でした!

「 インスブルック Innsbruck 」 は オーストリア チロル州の首都 


アルプス山地の中では 人口10万人を超す大都会は フランスのグルノーブルなどと並んで、 稀な存在です







01.    まずは この ’ アンニュイげな青年 ’ と 同じケーブルカー ( Hungerburg Bahn )

に乗って インスブルックを一望できる展望台に登ってみました



ここは 当然冬はスキー場ですが、今は つづら折りの山道がむき出しに ・・ 青年は そこを自転車で下るらしい

アドレナリン全開でないところが 面白い・・  

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( 因みに 自転車で下った 一人の女の子が転倒して 真っ逆さまに落っこちた !

皆 あゝッ~と 声を上げたが、 起き上がって 何事もなかったように 続けましたよ )






02.     ’ 天空のテラス ’   スカッとする心地よさは 天下一品 !




インスブルックは 1964年 冬季オリンピックの開催地となったが、ゲレンデ、ジャンプ台、スケートリンクなど 

諸設備の質が高く 評判も上々、 1976年 色々な意味でさらに充実した 2度目のオリンピックを開催している 

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03.      北と南のアルプスに挟まれた 標高600メートルのチロルの谷間に 「 インスブルック 」 の

街が広がり、   そのただ中を 「 イン川 」が蛇行して流れている

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04.     さて 今度は  先ほど ケーブルカーで登った山を 逆に 街の方から見上げています



優美な都会と 清らかなアルプスの景観が形作る絵柄は  まるで「 一幅の名画 」であり 

ヨーロッパ観光の中でも 一級のヴューポイントという折り紙がついています

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05.     6月初旬 夕方6時半、  街の人々も 子連れで通りに繰り出す ・・

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06.      ところで、  オリンピックの開催地ということで、  私は 漠然と 

北米にあるような機能的な街か または ヨーロッパの山間のスキーリゾート基地を イメージしていましたが、  

とんだ間違いでした ・・



インスブルックが これ程 高貴な雰囲気の 歴史ある街だと知って 正直 実に 驚いたものでした !

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07.     チロル地方は もともと、 12世紀 ” イタリアのチロル伯爵 ” の領地でしたが

14世紀に ハプスブルグ家のものとなる。    その後 1493年、 大のチロルびいきだった 


皇帝マクシミリアン Maximilian von Habsburg が ここに王宮を作ったこと、  

それこそが、 インスブルックが こんな優雅なアルプスの都会になった 、 事の始まりだったのです !  

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08.     「 黄金の小屋根 Goldenes Dachl (1500年)」(正面)  屋根の瓦は金で出来ており、

マクシミリアンが 建物の外枠に 二人の妃と自分の姿を 彫刻家に刻ませた 観覧用のバルコニー

(   残念ながら 修復中で 垂れ幕に写真が印刷されておりました !   )

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09.     詳細な説明はさて置き、  街には 王宮、王宮付属教会、マクシミリアンの霊廟、美術館、

修道院付属教会、凱旋門、バシリカ大聖堂、アムブラス城、 等々 古めかしく魅力的な建物が満ちている

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10.    「 マリアテレジア 通り  Maria Theresien Strasse 」

「 街路広場 」 から ノルトケッテ Nordkette (北側の連山) を望む眺望は 壮大で感動的 ! 
 




その後 ハプスブルク家とインスブルックの歴史は 連綿と続き、  18世紀 かの女帝マリア・テレジアも 

インスブルックを深く愛したため、  彼女にまつわる 悲喜こもごもの逸話もたくさん残っている

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11.    「 聖アンナの円柱 Annasaule 」 柱頭でアルプスを見晴るかしているのは 「 聖母マリア 」



母親の聖アンナは 足元の台座で 他の聖人たちと共にひっそりと佇んでいる。 まさに母親の鑑かも知れない

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12.     さて、 その夜は 街中でなく インスブルック裏手の丘の上に安宿を見つけた 。 

宿の隣の 村の公会堂で ” 北島三郎ショー みたいな !? ” 催しがあり 一時 大混雑だったが、

ショーが終わると 村は火が消えたように 暗闇の中に静まり返った。 
 





村の とあるレストランに食べに行ったが 料理を運んでくれたお兄さん、 なんと 身長が 218cm !!

村に来てまで 「 聖アンナの円柱 」みたいな ノッポに出会うとは思わなかった !

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オーストリアの観光で ウイーンやザルツブルクから ここまで足を伸ばしたり、

ドイツロマンチック街道の延長で ここまでやって来るのは 日程的にも大変な事かも知れない   

が、   インスブルックは 確かに 訪ねるに値する街だなあ、と感じた次第でした






” 皇帝が愛したチロル ” 、  そして ” 皇帝が愛したインスブルック ” 



単なる スキー基地と高をくくっていた私、 こんな街とは思いもよらず、 失礼しました インスブルック! 

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「チロル地方」オーストリア」カテゴリの記事

コメント

こんばんは(◎´∀`)ノ
さすがbellaさんですね。
オーストリアと言えばウイーンとザルツブルクに目が行きがちでしょう。
しかしチロル地方やインスブルックを訪れるなんて、やはり「さすが!」です。
アルプスを背景にした街並み、石畳、ハイセンスなデザインの建物・・・
いつか訪れてみたくなる街です。

インスブルック、ただただ冬季オリンピックのイメージしか無かったのですが、
旅慣れたbellaさんが驚かれたとあれば、欧米事情に疎いボクなどは当たり前なのでしょうね。
チロルの谷間に、かのハプスブルク家の遺産が町並みも含めてこんなに残されて、今なお住人や観光客に愛されている古都であったとは。

歴史を感じさせる街並みと、圧倒的なスケールのアルプス。
素晴らしいです。 ただ、その一言。
写真から爽やかな空気を感じます。

お早うございます。
bellaさんに世界中の素敵な場所を紹介して貰いましたが
インスブルックは最高に綺麗な所です。
冬季オリンピックで地名は知っていましたが素晴らしい所です。
もう行く機会・元気はなくなりました。

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