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2014年3月

2014年3月28日 (金)

コルドバの華「メスキータ」・「パティオ」と日差しの話 

スペイン アンダルシア地方の 「 コルドバ Cordoba 」 は、 500年間 その支配を受けた 

イスラム文明と  レコンキスタ後のキリスト教文化と  流浪の民ユダヤ人がもたらした経済的活況と 

三つ巴の 複雑な魅力を湛えた 美しい街で  一度は訪れてみたいところ  !     

 


01.     コルドバと言えば 「 メスキータ Mezquita 」

 正確には 「 Mezquita-Catedral メスキータ ・ 大聖堂 」 

 

つまり イスラム文明のモスクに キリスト教の大聖堂が 奇妙に共存している建物なのです

 眩い外光から 暗い堂内に入った瞬間、  850本の円柱の森に 迷い込んだ気分になる ・・

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02.      「 ミフラーブ Mihrab 」     この彼方に メッカがあり、 

信徒たちが導師に導かれて 祈りのために額ずく場所だ。   金地のモザイクは 怪しく豪華、 


アラベスク文様や コーランや碑文を書くアラビア語の書体で 覆われている 
 

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03.     四角い堂内は 785年 848年 961年 987年 と 造られた年代が分れるが、

最も初期の このあたりのアーチは  01.と 比べても いかにも古そうです

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04.     この四角いモスクの ど真ん中に キリスト教の大聖堂が建てられたのが 16世紀、

モスクの中央部の屋根を取り除き 高い円天井を設け、 袖廊や後陣 説教壇や聖職者席などをしつらえた


しかし この豪華絢爛な聖堂に 当時のカルロス5世は ” どこに行っても見られないものを破壊して

どこに行っても見られるものを造った ” と ご機嫌斜めだったそうだが、   今となっては



” どこに行っても見られないほど個性的なメスキータ ” が コルドバの宝となった と言えるでしょう

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05.        暗いからこその美しさ ・・・

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06.     メスキータの外側 、、   世界中からの観光客が 引きも切らない

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07.       メスキータの内側 、  「 オレンジの中庭 」

10月の初旬ですが 眩い日の光、   日向に出るのがためらわれる程の熱線です !

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08.     そういう訳で、 日光を遮り 涼しく過ごすために取り入れられているのが 「 パティオ 」

これは 泊まったホテルの中庭。   5月には パティオを始め 家々や小路を 花で飾るコンクールがある



40度に及ぶ夏の暑さをしのぐ パティオ、 体力を温存する シエスタ( 昼寝 )、  スペイン人が

 夜になると 急に元気が出て来て エネルギッシュに活動する理由が分かる気がします ~

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09.     パティオの天井は 天幕で調節 。    コルドバのパティオは スペインの中でも

その美しさで有名ですが、  ご当地産業の 手の込んだ鉄細工が一役買っていることは間違いないでしょう

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10.     「 グアダルキビル川 Guadalquivir 」は 豊かな水源を有するカルソラ山脈を

源とする アンダルシアの大河で、 ここコルドバ、 セビリアなどを通って 大西洋に注いでいる



例の 支倉常長の一行も 400年前 この大河を航行したという

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11.         「 ローマ橋 Puente Romano 」 


メスキータがある旧市街側には 「 プエンテ門 Puerta del Puente 」(左)が、 向こう岸には

14世紀にアラブ人が造った 「 カラオーラ塔 Torre de la Calahorra 」(右) がある

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12.     この橋の上、 日差しが強く とにかく暑い !  逃げ場がないだけに一層辛い !


いつも思うのだが、  私を含め 日本人の観光客は 10人いたら10人が 帽子を被っている

ツアーでは 恐らく 持ち物に ’ 帽子 ’ と 特筆されるだろう



一方 欧州の人たちは まず 帽子をかぶらない。    それだけ 日差しを欲しているのだろうか ・・

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日本では 昔は日を浴びないと病気になる、とされていたのに、  最近は 日差しは すっかり悪役になっている

 
例えばフランスでは 以前から 青っ白いと貧乏臭く、 日焼けはブルジョアの証しとされていたが

最近も その傾向は変わらないようだ。   日焼けは 余り気にしないと言う人もいる
     

 



日照時間とか メラニン色素の働きぶりとか 気分の問題とか、、  お国柄 いろいろ事情がありそうです !

2014年3月21日 (金)

ポルトガル「マルヴァオン」 ベリーダンスとコルクの木

ポルトガルの天空の村 「 マルヴァオン Marvaon 」 で遭遇した アラブ祭り、


そこで目にした ” ベリーダンス ” 、 田舎の祭りとは言え 異文化の強い香りが満ちていました 







01.     アラブ的とは言っても、 ベリーダンスは 

エジプトとトルコ  別々の2つの文化を発祥として 発達・変遷して来た 歴史ある踊りなのです   



女性ダンサーが ステッキを小道具に踊り出した。  ベリーダンスの基本的なテクニックは 体の部分ごとの

円運動だそうで、 彼女は ステッキを回したり 自分の腹筋をくねらせながら 様々なステップを踏みつつ

果てしなく腰を回し続ける     そして指先まで神経が行き届いている

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02.     ベリーダンスは 今日では エロチックでセクシーな踊りという概念が定着している

確かに ハーレム発祥であるし そういう側面がない訳ではないが、 男性だけのダンスもあるし、

どんな踊りもそうであるように、 本物のベリーは 相当の訓練と技術を要するに違いない



服に覆われた魅惑的なボディラインの わずかな変化も見逃すまいと 男たちが身を乗り出す様子が印象的 !

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03.     アラビアンナイトに出てきそうな小物や 華やかな アラビア模様の布 

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04.        寸劇

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05.     日本の子供たちが 浴衣を着て お祭りに出かけて行く時 特別な高揚感があるように 

アラビア風のおめかしをした 地元の子供たちも 晴れやかで楽しそう !

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06.     スペインで フラメンコを見た時  私は ” 踊り手は年増がいい ” と感じたが 

” 若い踊り手はダンスを触媒にして何かを伝えるには あまりにも乏しい人生経験しか有していない ” と言う理由で

アラブ世界でも ダンサーは40才は越えていた方がいいと言う見方もあるらしい



” 若者文化 ” の日本では 本気でそう感じる人は 数えるくらいしかいないかも知れないが ・・ 

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07.     大盛況のお祭りも、 いつの間にか夕刻を迎え 大地がセピア色に染まり ・・

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08.     祭りを主催する一座のみんなも 腹ごしらえ 。   とにかく ” 肉食人種 ” ! 

直火で焼かれる肉の塊りと 肉を焼くおじさんの逞しい腕、  その区別がつかない ・・

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09.     夜遅くまで 飲み食いが続き、 鉄砲音がはじける中 兵士と豪族の芝居、 頭にろうそくを

立てた女たちのダンス、 広場でみんなが参加するダンス、  そして 打ち上げ花火でフィナーレとなった

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10.     翌朝は 澄み渡る快晴、 大きなテント以外 あっという間に片付けられ

道には 塵一つ落ちていない ・・  小路にあふれた人々のざわめきは幻影だったのだろうか ・・




” パノラミック テラス ・ マルヴァオンから 全土が見渡せる! ” の看板。 今日やって来る人には 

絶景が広がる小さくて静かな村という いつもの姿を見せることになるだろう

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11.     麓に降りると コルクの木が待っていて 溢れんばかりのコルク片を積んだトラックにも出会った


コルクの樹皮は 何年かに一度 剥がされて、 木肌の赤い地色が露出する

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12.     街路樹となったコルクの間から 「 マルヴァオン 」が 夢のように浮かんで見えた



褐色の木肌の このコルク、  剥がされてから 再びここまで復活するのに 何年たったのだろうか 、、、 

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ところで、 アラブ的なものは 確かに 日本人には遠い存在かも知れない。  が、アラビア語を話す人口は

中国語 スペイン語 英語に次いで 世界で第4位、  イスラム支配時代の 遠い昔話を持ち出すまでもなく



現代でも ヨーロッパ、特にイベリア半島には 北アフリカのアラブ系住民が 移住したり出稼ぎに来たり、  

古くから 確固たる地位と文化を築いている





アラビア祭りが そこかしこで行われても 全然珍しくないのかも知れません。    それにしても



” コルク ” は ワインの栓に姿を変えて はるばる日本にやって来るけど 


” アラビアンナイト ” は 今のところ ディズニーランドにしか 現れないデスネ ・・

  

2014年3月14日 (金)

ポルトガル「マルヴァオン」 へそ美人のアラブ祭りと大量発生の虫

スペインと国境を接したポルトガルのアルト・アレンテージョ地方、 リスボンの北東約180kmに 


鷹の巣と呼ばれる ポルトガルの天空の村 「 マルヴァオン Marvaon」 がある







01.    アンダルシアの白い村と同様、 静かな小さい村を思い描いて 辿り着いたマルヴァオン

想像通りの辺鄙な村ではありましたが、 なんと3年にたった1日の ” アラブ祭り ” が待っていました!

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02.    標高865mの岩山の頂き、  縁飾りのように 城壁がちらりと見える


あんなところに 今から 本当に行くのだろうか ~

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03.    頂上にはマルヴァオン城があり、 狭い尾根の残りの僅かな土地に 白い家がへばり付いていた



因みに その日の城の入場記録によると、観光客の国籍は ポルトガル、スペイン、ポルトガル植民地系が圧倒的で

フランス カナダ イギリス ブラジル スイス ロシアが少々、 そして日本人が1だった

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( 数字を数えるのに 日本語なら ’ 正 ’ の字があって 便利ですけど ・・ )







04.    さて この日の ” アラブ祭り ”は、 楽隊や踊り・寸劇 食べ物や土産物 テントの造営

全てをひっくるめて 祭りを運営する一座がやって来たのだ。  こんな所で ’ アラブ ’ に遭遇するとは

なんと幸運なこと ・・    エキゾチックなその雰囲気に胸が高鳴った!

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05.      フェイスペインティング、 植物の汁で描く刺青、、  祭りの準備万端です

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06.     楽隊と共に 踊り子が広場に入場 、  蛇使いも 祭りのムードメーカーです

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07.    笛と太鼓の独特なアラブの音楽に合わせて アラビアンダンスが始まった


ギスギスと痩せて細い、というより ふくよかなお腹の丸みが 女性の魅力だと読み取りましたよ 

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08.     カラフルな衣装と セクシーな身のこなし、 すっかり エキゾチズムに酔いました


特に 女性たちが床座りした姿には、 ルノワールが 最も美しい絵と評した ドラクロアの

「 アルジェの女たち 」 を思い浮かべました ~ 

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09.        美人さん

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10.     シシカバブ、タコス、チャイ( Cha )、 取りあえず この3つは是非試さナイト ・・

少々 衛生状態が気にはなりましたが、  繊細な事言ってたら 田舎の祭りなんて楽しめませんしね

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11.     城壁が 山裾の方まで村の白い家を囲んでいる     お城からは 

北にエストレーラ山脈、 南に サン・マメーデ山脈、 そして 東に スペインが見える (写真)


古くから戦略上の拠点だったこの城、 外敵、内敵に対し 難攻不落を誇ったという史実が うなずける

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12.     ここでは 山の頂上にあるホテルの 見晴らし最高のテラス付部屋に泊まった 

西欧では滅多に見かけない 文字通り腰の低い若旦那と 語学が達者で利発な奥さんが経営者だった  


出発の朝、 奥さんともっと話したかったが 坊やを山裾の学校まで送りに行ってしまっていた 




ところで、 テーブル、椅子、サンデッキなどが備わる 真っ白の美しいテラスにも、 お城の石畳にも、

岩山じゅうに おびただしい虫が発生していた !      実際 ギャッと声を上げたが



宿の若奥さんの冷静な笑顔に 我に返った。  これは 一年に たった5日間ぐらい大発生する虫で

今 その短くも一生懸命な営みをしている最中なんです ・・・

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こんな辺鄙な村にやって来て 3年に1日のアラブ祭りに遭遇し、  年に5日の虫の大量発生を目撃する、

なんて ツイているのだろう !  

そう思ったら ストローに入った虫まで 愛しくなりました~


(   そんな訳ないかァ ~~   )







私にとって  アラビアン祭りは 本当に目新しく、 興奮してたくさん写真を撮りました

次回も 祭りの後半部分が続きます 

2014年3月 7日 (金)

「鴨川の笑うアシカ」 と 「勝浦ビッグひなまつり」


日本国内には 有名な水族館が たくさんありますが


2月の末  訪れ
たのは 千葉県の 「 鴨川シーワールド 」








01.     ” 笑うアシカ ”  目下のところ 鴨川シーワールドのスター、 稼ぎ頭 !?

子連れのファミリーや恋人たちが、 彼との記念写真に納まろうと 列を作ります



このスマイルショットは ちょっぴり幸せを運んでくれそうですね ~~ 

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02.     屋内外の通常の展示のほか イルカ、アシカ、シャチ、白イルカなど専用の 

立派な客席スタンドがあり、 30分毎に行われるショーに合わせ お客さんは次へ次へと移動します

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03.    先ほど エサをもらっていた セイウチ君、 水槽のガラス越しに 可愛い坊やを見つけると

巨体をくねらせ 何度も 方向を変えながら 坊やにラブコール !  

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04.     結局 坊やの方が立ち去るまで  何分間も この見つめ合いが続きました ・・


海獣は 結構知能が高いそうですが、  大人と子供の見分けが付き、 しかも その子に興味を示すなんて 

思いがけない感動でした ~

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05.     ” シャチのパーフォーマンス ”

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06.     前の2~3列は 飛沫がかかるかも知れません ~ と アナウンスがありましたが、



実際 水面のどのあたりから シャチが現れるか 意外とわからないものです ・・  シャチの熱演はもとより

勢いよくはね返る波しぶきに キャーキャー逃げ惑うお客の ” 楽しそうな ” 姿も ショーの醍醐味だったかも !

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(  前列のお客さんは もうほとんど 逃げてしまいました ~  写真左下)





07.     さて 次は 「 勝浦 ビッグひなまつり 」  

テレビなどで報道されているせいか かなりの人出です  

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08.    遠見岬神社 富咲の石段 、 60段に 約1200体のお雛様が飾られています



毎晩毎朝 スタッフ総出で ちゃんと 丁寧に出し入れをするそうですが

にわか雨の時は 仕舞うかどうか判断が難しそうですね。  カバーシートがある訳ではないそうです

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09.    テレビ朝日の 取材クルーが来てました。  何の番組か聞き損なったため

実際 ’ モーニングバード ’ で 放送された時は  最後の3分間しか 見られませんでした ~ !

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10.    石段の ’ 縦長の飾りつけ ’ ばかりでなく、 こちらは別のお寺の門前に ’ 横長の飾りつけ ’



市内の各所に飾られたお雛様は 合計25000体以上だとか ・・   町を挙げてのお祭りです

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11.     ところで 勝浦に行ったなら 「 担々麺 」 が見逃せません  

このお店が B-1グランプリで優勝したそうで、 訪れた有名人の写真が所狭しと飾られていました


漁師さんの元気のもとになりそうなお味は、、  辛かった !   でも 美味しかった ! 

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12.     もう一度 幸せなスマイルをお届けします   


楽しい春が訪れますように !! 

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鴨川シーワールドでは このアシカ君の スマイルばかりでなく 、 イルカの合唱も見事でしたし  

「 勝浦の朝市 」 も楽しめました ~      房総半島は もう 春爛漫です !

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