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2014年1月 3日 (金)

「 ロンダ 」は絶壁だけでなく 闘牛もイスラム遺跡もあります

スペイン、アンダルシア州 「 ロンダ Ronda 」、  断崖の景観が あまりに凄いので

ロンダは ’ 風景だけの町 ’ と思う人が意外と多い


しかし ここには 石器時代から人が住んでいたし

8世紀から500年間も繁栄した イスラム文化の名残りも あちこちにあるのです








01.    「 アラビアン ゲート Arco de Felipe V 」 18Cに作られた イスラム様式の門


「 ロンダ 」は 天然の崖と 人工物の城壁に守られ 守りの堅い町だった 

ロンダへの入城には もっぱらこのゲートをくぐったという

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02.     アラビアン ゲートから 城壁沿いに 道を降りてくる

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03.    「 ビエホ橋 Puente Viejo 」  ( 11~16C )


「 ヌエボ橋(新橋)」が18Cに架けられるまでは 「 グアダレビン川 」の深い谷を渡る 唯一の道でした

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04.    橋のあたりから 階段や坂道を延々と降りて行くと 意外にも 透明な 美しい空色の流れが待っていた

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05.     現地のガイドパンフレットにも載っていない アラビアン浴場跡に 迷い込む !

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06.    こちらは 日本のガイドブックにも出ている 「 アラブ浴場 Banos Arabes 」

13~14Cのものだが スペインに残るアラブ浴場の中でも 規模が大きく 保存状態もかなりよい



天井の星形孔は ライトではなく 採光を兼ねた空気穴、 外から見ると 穴あきの屋根だということがよくわかる

アラブの浴場は 川の水をボイラーで沸かして スチームを全室に送り込む いわばサウナのようなものだった

従って 一種の社交場であり 様々な人間模様が展開されたらしい

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07.     「 サンタ マリア ラ マヨール教会 Iglesia de Santa Maria la Mayor 」( 15~16C )


イスラムを駆逐するレコンキスタが成ったあと( 1485 )、 モスクの跡地に建てられた教会で   

” ムデハル様式 ” と言う 残留イスラム教徒の建築様式と キリスト教建築様式が融合した 

とてもエキゾチックなスタイルです !


しかし 内部は 豪華な金ピカの祭壇と 美しい写実的な天使像が何体も収められ 

充実したキリスト教教会そのものでした

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08.     ロンダの 「 闘牛場 Plaza de Toros (1785年) 」は スペインで最古の闘牛場のひとつ


18Cに ロンダで生まれた フランシスコ・ロメロ というマタドールが 

今では当たり前のようになっている 牛をけしかける赤い布を 初めて考案した人物だが

彼は「 ロンダ闘牛学校 」 なるものも開校し、

その後 息子や孫、一族で 闘牛発展の礎を築いたと言う

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009.      さて 「 春田美樹 (1924~1995年)」という画家をご存じでしょうか ・・

ロンダの闘牛場近くに 彼の 不思議な ” 灯篭モニュメント ” があった 

” 死ぬがために生を受け 生きるがために死す ” と記してある



初めは 日劇などで 出演する女優の絵を描いていた日本人の画家が 何故か ロンダに移り住み

そこで 十数年暮らしたらしいのだが、 その詳しい活動歴・画風 この灯篭が意味することなど全てが謎だ   


そのうちひょっこり テレビの ’ なんでも鑑定団 ’ に 彼の絵が出たりすれば その謎が解けるかもしれない

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10.     改めて ロンダの崖を 谷底から仰ぎ見てみよう !


あれだけ多くの観光客も ここまで降りてくる人は少ない 

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11.     途中の崖道に 水路があった   上流の川面のレベルを保ちつつ 水をどこかに運ぼうという

” 水利 ” がなされている。  石橋のアーチの技術も凄いが  こうした水利の知恵をもたらしたのは

ローマ人だろうか、、 アラブ人だろうか、、

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12.     如何にも危うげな断崖絶壁の町 、、 


しかし 何も崩れ去ることなく  悠久の歴史がしっかりと 面影を残しておりました

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スペインの「白い村」」カテゴリの記事

コメント

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。

早速、先回に続いて断崖絶壁の街ですね。
浴場跡とかローマを思いださせます。
闘牛の街でもあったんですね。
春田美樹と言う画家の名前は知りませんが、
この女性像の絵は見た記憶があります。
それにしても岩山の街、住むにはおっかないですね。

こんばんは (◎´∀`)ノ

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

まだ見ぬスペイン・ロンダの街、先回に続きバーチャル旅行させていただきました (*^-^)!
入り口のゲートは、ネパール・ヒマラヤ山間部の村にもあったことを思い出しました。
その街や村の人々の主張が感じられます。
狭く深い渓谷に流れる川、意外にもキレイですネ!
そしてスペインにもあのような『古代浴場』があったとは?!
スペインと言えば闘牛、しかし今ではその闘牛が禁止されているところもあるそうですね。
闘牛が行われているのは、アンダルシア地方だけとか・・・。
春田美樹画伯・・・、初めて聞く名前の方です (^_^;;
bellaさんでさえちょっと謎なのですから、私に至っては・・・(笑)
それにしてもこの断崖・絶壁の街、どこも『絵』になりますネェ!

あけましておめでとうございます。
ロンダの岩山、絶壁に、やはりヨーロッパやイスラムの歴史が色濃く残っているのですね。
いつものように、通り一遍の観光ではない、bellaさんの旅、
今年もわくわく楽しみにさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。

明けましておめでとうございます。
良い年を迎えたことと思います。
今年もbellaさんの素晴らしい世界旅日記を期待しています。
今年もよろしくお願いします。

おめでとうございます。
今年も拝見しつつ、他人には見てきたような振りして話せる見聞録、よろしくお願いします。
詳しくはこちらをとbellaさんブログを紹介しますが・・・・・(笑)
今度はどちらに連れて行っていただけるかな?

ところで自然風土が閉鎖するこんな地区の人間性はどうなのでしょう?
入り込もうとすると排他的なことはありませんか?

ロダンは絶壁だけでなく、イスラム様式の門、アラブ浴場等の遺跡があったり
スペイン最古の闘牛場であったりと、興味ある場所なんですね。
川のブルーも素敵ですし、崖道の水路もよくもこういうものを造ったと感心させられます。
春田美樹さんのお名前も初めて知りましたが、珍しい場所で活躍されたのですね。
今年も素敵な旅行記を拝見させて頂くのを楽しみにしています。

初めまして、藤本と申します。春田美樹さんと昔仕事をしておりました。私は当時バンドをやっていまして、春田美樹さんのステージで何度もご一緒しました。春田さんは当時、所謂即興マンガ家でした。我々が演奏してそしてマンガを描くというステージでした。マンガ太郎さんの先生と伺っております。多分、ロンダに行かれる前にご一緒したと思います。春田さんに、実は絵を頂いたのです。

仕事が終わり旅館で寛いでテレビを見ていると、ヨーロッパの若い女性が出ていまして、スラスラスラと書いてました。「僕に下さい」と言うと「あいよ」と頂きました。我が家に飾ってあります。
とてもフレンドリーな方でした。ロンダに春田さんの灯篭があるんですね。何時か尋ねたいです。
それにしてももう亡くなっているんですね。もう一度お会いしたかったです。。。

藤本さん今晩は
春田さんゆかりの方が おられて、コメントを頂いて、本当にびっくりしました。
ロンダで灯篭を見た時も驚きました。 音楽の演奏をバックに 絵を描かれたなんて
楽しく、興味深いシーンですね。
お持ちの絵も 綺麗な女性の絵で、 大切な思い出となりましたね。
ロンダは間違いなく 素晴らしいところなので、是非一度お出かけください。
コメントをありがとうございました!

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