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2013年8月30日 (金)

ネス湖 ” ネッシーは きっと存在する! ” と 信じた旅でした

スコットランド北部、インヴァネスの南5kmあたりから 「 ネス湖 Loch Ness」が 始まる

ネス湖は   南北に40km、幅は 最大でも3km、  ちょうど ” 太刀魚 ”のような形で 

北の大地を スパッと 斜めに切り裂いている





                       


01.      ネス湖の遊覧船 ジャコバイト・レジェンド号 Jacobite Legend で

約1時間のツアーに出かけます     打ち寄せる 漆黒の湖水の波が 如何にも謎めいておりました

生憎の曇天も  ネス湖に限っては 打ってつけと言えるでしょう ! 

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02.         船長さん 兼 ガイドは女性です ・・ 

船着場の片隅に  ネッシー人形が2体、 いかにも 肩身が狭そうにしておりましたよ

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03.     さて ” ネッシー Nessie ” ですが、 1934年に ある外科医が撮影した 通称

” 外科医の写真 ”が  1994年に、 ヘビの模型と潜水艦の玩具を使ったニセモノだった と判明して以来  

世界中が失望し  ネッシー騒動は あっさり幕を閉じた、 と 思う向きが 殆どかもしれません 

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04.    しかし そもそも ネス湖の怪獣伝説は 1500年も前からあって、 特に 湖岸に国道A82が

開通してからというものは  数々の証拠写真が撮られ、 目撃談は 5000件を上回ると言う


したがって

たった1枚が エイプリルフールのジョークだったからといって ネッシーを待望する熱が 冷めるはずもありません

ネッシーを捕えたあかつきに収容しようと、 檻も きっと大真面目に 作られたことでしょう

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05.     水深230m、 ネス湖で最も深い地点まで行って Uターンするのが ツアーの売り ・・


ところで、 最近のネッシー探索は すっかり科学的になり、     生物学的には 恐竜のような骨格では 

首は垂直に上がらないはずだとか、  水温の低さから言って 恐竜タイプの生き物は存在しえないとか、  

食物体系からして プランクトン、小魚、魚類などの量を測れば イルカ2匹の食事ぐらいしか賄えないとか、


その挙句   写真のネッシーは 波だ、鳥だ、錯覚だ、、、、と    がっかりする話ばかりです

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06.    ネス湖で ちゃんと目撃できるのが 「 アーカート城 Urquhart Castle 」

1230年の築城だが  1296年には 早や イングランド軍に破壊されてしまった ・・

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07.    「 ネス湖エキジビション・センター Loch Ness Exhibition Centre 」

展示内容は   長年の研究成果をもとに 写真・映像・音声、 実際の潜水艦や ソナー装置など を駆使して

ネス湖の謎に迫る仕組みとなっている


中は 6つのセクションから成り、 迷宮を旅するように お客は 暗闇の中 ひとつひとつ進んでいく 

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08.    まずは伝説が語られ、 正直そうな住民たちの 数々の素朴な目撃談の映像が 流される

私など  もうそこで  ネッシーは存在する! という確信で 心が一杯になってしまったのだが

    

その後の検証は 実に科学的、  ” 誠実に ” 駄目なものはダメと 根拠をつぶしていく  

しかし それでも解明しきれない謎が 幾つか残り、 それが かえって ひどく心に響いてくる



 

結局 センターを出る頃は、  もしかして 術中に嵌ったのだろうか、、、

” ネッシーは 絶対存在する  ”と  信じる私が そこにいた !

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09.    興奮冷めやらぬうちに 足は ちゃんとショッピングコーナーに向かうよう設定されています

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10.     さて、 ここは ネス湖南端にある町 「 フォート・オーガスタ Fort Augustus 」

ネス湖から 「 カレドニアン運河 Kaledonian Canal 」が 引かれ

船を通すために いくつもの 閘門が作られている  

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11.     「 カレドニアン運河 」はさらに南下し、 結果、 南の「 フォート・ウイリアム Fort William 」と

北の 「 インヴァネス Inverness 」は 一つの水運で つなげられた 



もともとの地形を利用したとは言え、 凍てつく北海を大回りせず交流出来るのは どれほど便利なことでしょうか

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12.    もっとも 「 Fort 砦 」 という名が示す通り、  ハイランド支配の拠点として

それらの町々は 激戦の洗礼を受けてきたことは 言うまでもありません

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当然ながら ネス湖と同じく、 運河の水面は  まるで新月の闇夜のごとく 黒ぐろと漂っておりました




                       




ネッシーには会えなかったけれど、  スコッチウイスキーを育て、ネッシー伝説を生んだ このハイランドの黒い水が  

私の心に  忘れ難い記憶として  しっかり刻み込まれたのです ・・・・・

 

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ネッシーとハイランド」カテゴリの記事

コメント

こんばんは (◎´∀`)ノ
ネス湖のネッシー伝説、すっかり過去のものになってしまった感がありますね。
日本でもかつて池田湖(鹿児島県)のイッシーや屈斜路湖(北海道)のクッシーなど、ちょっとしたブームが起こったことも覚えています。
ネス湖のネッシーの写真が、記事の中にもありますように『おもちゃを使ったいたずら』だったことは日本でも報道されたことは覚えていますが、どうせなら『なぞは謎のまま』『神秘』な伝説で残してほしかったですね。
しかし実際に現地へ行かれ、ネス湖を遊覧し、エキシビションセンターでいろいろな目撃談を聞いたbellaさん、「ネッシーは存在する」のですよね。
科学的に「ああだ、こうだ」と言わなくたって、「いるものはいるの」でいいですよねぇ!
地球には科学で説明できないことなんて山ほどあるし、人間には『ロマン』という感情だってあるのですから!

bellaさんの写真を見てネス湖、ネッシー、フォート・ウィリアムズなど
懐かしい思い出が甦ってきました。
1993年5月の連休に友人を誘ってネッシーを見に行きました。
アーカート城近くに車を止めて湖面を暫く見つめていました。
サイクリングしていた数人に何処から来たの?何を見ているの?
と聞かれました。
日本からネッシーに会いに来たと答えると Good luck と云いながら去っていきました。
まだ旅の余韻が残っていたのにネッシーはトリックと
知ってがっかりしました。
その後もスコットランドを隅から隅まで丹念に走りまわりました。
ネッシーと会うことは出来なくてもスコットランドの旅は楽しいですね。


ネス湖の夢と伝説を、解き明かそうとする科学。
現代の技術をもってしても解明しきれない謎が残るというのはロマンですね。
ネス湖を含む一条の水路が真一文字にスコットランドの頭の部分を北東から南西に横切っています。
南側は運河が開削された部分も多いのですね。まるでハイランドは一つの島にみえます。

ネッシーについては、小生も何度か読んだり聞いたりしているだけにネス湖ツアーをされたとは素敵な経験をされましたね。
ネス湖エキジビション・センターで、ネッシーが存在するか否かの科学的検証の幾つかをご覧になられた後、「ネッシーは絶対存在すると信じる私がそこにいた」と、bellaさんが思われたとは、やはり嬉しい事です。

黒々とした水面には、やはり何か謎めいた不気味さを感じますね。
ネッシーがいると思ってしまうのも無理からぬ事です。
遠い過去の時代の生物とはいえ、ひょっとしてという好奇心から、
この湖にも伝説が生まれたのでしょう。
ネッシーも北海に近いこの地域の観光資源として貢献していますね。

楽しく読みました!
今、じつは、インヴァネス。つまり、ネス湖観光の村まで
現地ツアーで、来て宿泊した朝でして。
ネッシー遊覧船に乗るかは今朝バスに乗車した際には
決めなくてはいけないのですが、ネッシーはいないと
思い込んでるから遊覧船は乗る気がなかったのですが
念のため日本語の情報を、さがしてここにお邪魔しました。
すでに行った気になりました。ありがとうございました。

ヨシダさま
ご旅行 楽しまれていらっしゃいますか~ ネス湖はいかがでしたでしょうか。
お天気に恵まれ よいご旅行になりますよう!!
コメントをありがとうございました。

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