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2013年7月 5日 (金)

「スコットランドの忠犬ハチ公」 と 「メアリーの涙」・「運命の石」

スコットランドの首都 エジンバラは、  日本で言えば 樺太を遥かに越えて

オホーツク海、カムチャッカ半島付近に当たる訳ですから 相当な北国と言えるでしょう




                           




01.     9月の真昼、 建物の影が横に落ちています

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02.     赤い電話ボックス、 赤いポスト、 そしてゴミ箱も  まだ街中で 健在 !

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03.     さて、 通りを歩いていると なにやら人垣が出来ていました    そう、

”スコットランド版 忠犬ハチ公 ”「 グレイフライアーの ボビィ Greyfriar’s Bobby 」の像が 

そこにあるのです

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04.    主人のジョックじいさん Old Jock 亡き後、 14年間も 彼のお墓に寄り添い続け

エジンバラ市民の感動を誘った ボビィは、 ハチ公と同じように 銅像になり、 絵本も書かれています    




ジョックじいさんが葬られた グレイフライア・チャーチの門前には 一軒のカフェがありましたが

長年 ボビィの面倒をみて来たのが そこの女主人 ミセス・ラムゼー 、

今 その店は ” グレイフライアー・ ボビィ ” というレストランとなり 観光客で賑わっています

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05.    因みに  忠犬ハチ公は 秋田犬、 10年間 大学教授だった主人の帰りを待ち続け 

1935年 11歳で 死去。   死の一年前、 自身の銅像除幕式に 参列している





ボビィは スコティッシュテリア、 14年間 主人の墓に寄り添い  1872年に 16歳で 死去

ジョックじいさんの仕事は  翌朝市場に出される 牛や羊などの家畜の 寝ずの番をすることで、

吹雪の夜も 凍てつく風の夜も 一晩中 ボビィと共に耐える日々でした  

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06.    今や 観光バスでも 銅像付近で 彼のガイドが流れます



ボビィの銅像の噴水は 二段になっていて 上は人間用、 足元が犬用となっています

動物に配慮したデザインとなっているのは さすがですね !

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07.    さて、 次は オープン ・ ダブルデッカーに乗って エジンバラ城に出かけます~

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08.     スコットランド史の あらゆる場面に登場する エジンバラ城は 、 

ローマにもイングランドにも屈することのなかった スコットランドを 象徴する頑強な城と言えるでしょう

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(   城壁から見た エジンバラ市街と   その向こうの 「 北海 」  )









09.    ところで、この城にまつわる 特に有名な人物が メアリー・クイーン・オブ・スコッツ Mary Queen of Scots

( 1547~87年 ) 悲劇の女王として その生涯は 映画にもなりました


メアリーは 生後6日で女王に即き、 5歳で母親の故郷、フランスに渡り 15歳で仏王子と結婚、

しかし夫が急逝すると 18歳でスコットランドに戻る

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10.    その後 さらに2回結婚し、 夫暗殺の嫌疑をかけられ、 プロテスタント軍と戦ったあげく

ロッホ・リーベン城に幽閉される、  そこから脱出し、 イングランドへ逃亡するが



 

生涯のライバルと言われた イングランドのエリザベス1世とは確執があり、しかも そのエリザベス暗殺陰謀に

加担したとの罪状で、  結局 イングランドフォザリンゲイ城で処刑、  メアリー44歳のことでした




                                     


ジェットコースターのような人生の果てに 彼女が残したものは、   彼女が亡くなった日に

” メアリーの涙と言われる 紫色のアザミの花が開く ”  という伝説でした ・・・

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( メアリーは この部屋で 2番目の夫の子、 後のジェイムス6世を出産した )








11.     話は変わりますが、 エジンバラ城の クラウンルームには 「 運命の石 」というものが (写真はNG) 

ガードマン付きで 展示されている    歴代のスコットランド王が 即位式で必ずそこに座ったとされる石


その大事な石が 1296年の戦で イングランド王 エドワード1世によって イングランドに持ち去られ、  

以来 実に 700年ものあいだ ウエストミンスター寺院に保管されていたのだが、  

1996年に  ようやく スコットランドに返還されたのだという 

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12.     ところで、 スコットランド王の即位式で使われた その「 運命の石 」が 

もともと あった場所が、  エジンバラの北50km、パース郊外にある 「 スクーン宮殿 」



現在は 宮殿の庭に 運命の石の ”レプリカ石 ” が置かれているというので 

パースを見物してから そこも 訪れてみることにした

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しかし、 こんな話もある


イングランド軍が持ち去った石は 始めから 偽物で、 ホンモノは ちゃんと 他に隠してあるのだとか・・・


たかが石、 されど石、 ですね !    

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コメント

こんばんは (◎´∀`)ノ
ヨーロッパの地図だけを見ると、日本との緯度の関係が分かりづらいですが、
スコットランド・エジンバラがそれほど北に位置するとは、驚きました。
しかしよく考えてみると、例えばドイツ・ミュンヘンは札幌とほぼ同じ緯度ですから、
ヨーロッパは日本より北に位置する国のほうが多いのでしょうね。
「忠犬ハチ公」のような話がスコットランドにもあり、銅像まであるのですね。
動物のこのような話、どの国に於いても感動するものなのでしょうね。
観光バスの側面に色々な国の国旗がデザインされていますが、ほとんどがヨーロッパの国々なのに、そこに割って入るかのように日本と中国の国旗が描かれていますネ。
それだけ旅行者が多いのでしょうか?
オープンダブルデッカー、見晴らし良さそうですネェ w(^o^)w!
でも雨の日や雪の日は走らない?
エジンバラ城、やはり『難攻不落』の城だったのですね。
それにしても、生後わずか6日で『女王』に即位し、波乱万丈の人生を送られたメアリー。
スコットランドの人々はアザミの花を見ると今でも彼女を偲ぶのでしょうね。
『運命の石』も700年という長きに渡ってイングランドに持ち去られたまま、やっと帰ってきた。
それも『運命』だったのでしょうね。

城壁から「北海」が望めるエディンバラ、さすがに北の国でありますが、
ちょっと地図をみてみれば、仰る通り、ヨーロッパの大部分はオホーツク海とほとんど同じ緯度。
あまり馴染みの無かった「北海」(The North Sea)は文字通りヨーロッパの北の海なのですね。
北国とはいえ、まだまだスコットランドの南の方、歴史も文化もまさにヨーロッパの真っ只中の印象です。
石の文明は、文物も人間もやはり重厚そのもに思えます。
ワンちゃんは西も東も同じなのかもですが。

今日は
bellaさんの案内でエディンバラを少し思い出しました。
Google earthで調べると昔、宿泊したウェバリーホテルや
スコット記念塔、エディンバラ城が見つかりました。
観光バスは通過するだけで数日滞在しないと印象に残らないですね。
今年の春、上野公園で西郷さんと犬の銅像を撮りました。
人間と犬とは信頼感が本能的にあるのでしょうね。

スコットランドのも忠犬ハチ公と同じ様な立派な犬がいたのですね。
ハチ公が自身の銅像の除幕式に参列した事を初めて知りました。
8番目の写真はエジンバラ城のなんでしょうか?
いかにもメアリーの物語やその他多くの歴史を生みだした事を
感じさせる建物ですね。
運命の石の歴史を知ると、イングランドとスコットランドの確執が
良く分かります。

上のコメントは小生です。ボケて時々同じ様な事をしてしまい済みません。

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