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2013年6月15日 (土)

マカオのお寺は中国風 ご本尊のストーリーは奇想天外

マカオ市内の あちこちにある寺院は  歴史上の人物や 伝説上の人物の逸話を元に 

道教の流れを受けた 民間信仰を基礎としています



                                                           

 

01.    「 媽閣廟 マーコッミウ Templo de A-ma 」は、 14Cに福建省から

やって来た漁民によって建てられた マカオ最古の寺院で、 ” マカオ ”の地名の由来となったお寺です

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02.      このお寺の由来とは・・・
 

 


福建の港で、ある貧しい身なりの少女(阿媽)を 立派な船々は どれも乗せようとしなかったが

一隻のみすぼらしい漁船が 彼女を乗せ 海に出た      途中 大嵐で海が荒れ狂い 全ての船が難破した中

彼女が乗った船だけが 無事マカオに辿り着いた !
 


彼女が 実は女神だったと知り、 漁師たちは この地に 彼女を祀る寺を建てたという

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03.    境内の 大きな岩には 極彩色の ” ジャンク船 ”が描かれていて 人々は皆それを撫でていく 

院内にも  船舶関係の奉納物が 所狭しと飾られている

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04.    さて、 ここは  「 福隆新街 フォツロンサンガーイ 」

白い壁と 赤い格子戸、 透かし彫りの細工が施された格子窓、 この通りは 昔 ”遊郭街 ”だった


2階の格子から垣間見える 遊女の顔を  男たちが見定めをしたかも知れない・・

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05.    今では レストランや 伝統菓子屋が並び、 人気の観光スポットとなっている

”ポルトガル料理店 ” ” 日式猪骨湯粒麺 (日本式豚骨ラーメン)” の看板も 見えますね

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06.    お昼ご飯は、  地元の人に大人気で ” 行列が出来る 麺家さん ”で食べました

背もたれが直角で 小さなテーブル、 典型的なローカル食堂だ    当然 ”相席 ”となりましたが

向いは視線を逸らし、目を合わせない ・・  お互い様、 これが アジアンチックな心情なんですよね・・

二組目のお兄さんたちは  話してみれば いかにも人の良さそうな 大学生でした!

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07.    ここは 竹の棒で打つ ”竹昇麺 を極めて50年 ”の 麺専門店だが

お兄さんたちが食べるのと 同じものを 後から追加して試してみました

焼きそばに エビの卵がかかったものや  ワンタン、魚のすり身団子、魚の皮 などなど   


”美味しかった! ”と 言いたいところですが  

残念ながら どこか違うんですヨネ ・・   日本人が好む旨みとは ・・

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08.    「 康公廟 Pagoda Hong Kong 」  

海辺に流れ着いた 南宋時代の名将康公の木像を祀るため 1860年に建立された 有名な 道教の寺

天井から 渦巻き三角錐の線香が下がり、 もうもうたる煙で 視界が霞む・・

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09.    屋根に並ぶ彫刻群のひとつひとつが モダンアートのようでした

中国三国志に登場する関帝 (関羽)も 美しい衣装をまとい 祀られています

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10.    天井から吊るされているのは 線香ではありませんが ・・・  

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11.    中国の暴れ神 ナーチャを祀った二つの廟

「 柿山ナーチャ廟 (チーサーンナーチャーミウ)」(左) と 「 ナーチャ廟 (ナーチャミウ)」(右)



もともとは 腹掛けを付けた捨て子だった 神童ナーチャは  

後年には 人々に救いの手を差しのべる英雄となり  武道の神様ともなった ・・


 

わんぱくなナーチャが 孫悟空相手に 大暴れする様子が 「西遊記」に登場するそうです

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12.    日本の寺院と違い、見た目にも華やか、 ご本尊の素性も生い立ちも様々なマカオの寺院、

むしろ 英雄信仰に近い 素朴な大らかさが感じられます



                      


中国風の屋根の反り具合や カラフルな装飾、そして むせ返る様な線香の臭い

それだけで 充分 アジアを旅しているという満足感が得られましたよ !

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寺を回ったあと、 ふと目にした 路地裏の風景 、、、



メス犬のお乳が やけに 哀愁を帯びておりました 、、、 

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マカオ ”エキゾチックタウン”」カテゴリの記事

コメント

こんばんは (◎´∀`)ノ
マカオの地名の由来、その逸話が面白いです。
その女神さま、ちょっと興味惹かれますネ。
遊郭というのは、いつの世どこの国にもあるものなのですね。
でも、あの格子からちゃんと顔が見えたのかな (・_・?
日本のとんこつラーメンがマカオにも (゚o゚)ナニッ?
その名も『日式猪骨湯粒麺』とは?!
地元で大人気のお店も、日本人の味覚とは違うのですね。
竹昇麺って「チクショー(>_<)めん」とも読めますヨォ w(^o^)w!
いやぁ、それにしても確かにタイトル通り、色んなご本尊様が祀られていますネ。
決して神様ではなく仏様でもないような、何だかよく解かりません(笑)!
このいい加減さも中国らしいかな?!

やはり、この国の人たちのパワーには圧倒されっぱなしです。
たぶんにbellaさんの眼と智を通してのせいもあるのかも知れませんが。
聖人伝説、女神伝説、洋の東西を問わずというのでしょうか、
善行報運、ギリシャ、ローマ神話にまで遡るのも面白いことですね。

お早うございます。
古い建造物や伝統には興味津々です。
三国志も読み関羽や張飛の活躍に感動しました。
マカオは優雅な観光地とは思えませんが
bellaさんの紹介で面白そうな感じがしました。
福健省は中国でも特殊なところでしょうね。

夫々の寺の成り立ちが、身近な人物の面白い逸話を元にしている様で、詣でる人々もその寺に親しみがあるのでしょうね。
日本の寺は建物の造りが似ているのに対し、マカオの寺はそれぞれが個性的で華やかで全く感じが違いますね。天井からぶら下がっている渦巻き三角錐の線香にはびっくりしました。
麺専門店の料理、見た目には日本の中華料理と同じで美味しそうですが、日本人の好みに合わぬとは残念でしたね。
最後のメス犬確かに哀愁を帯びている事を感じますが、犬全体ではなくて「お乳が やけに 哀愁を帯びておりました」というbellaさんの感じとりは、小生には理解が困難です。
流石bellaさんの写される写真は多彩で、マカオの色々の面を見る事が出来て感謝です。

西洋とも日本とも違う、雑多な街並み、
線香の漂う狭い路地、行き交う人々、
カロリーの高そうな食べ物の数々、
何故か見ているだけで、この文化には酔ってしまいそうです。

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