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2012年12月20日 (木)

「アスベスト」は カナダの地名です!  どこまで続く「メープル街道」

                                                              



01.  カナダ東部、ケベック州一帯には  

カナダの国旗の 図案にもなっている 「 メープル 」が 生い茂っていますが

 

それと同時に, 日本でも 発がん性物質として話題となった 「 アスベスト(石綿) 」の 

広大な鉱床が ケベック州には あるのです

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02.  なんと 実際、アスベストを産出する 「 アスベスト Asbestos 」 という町があって、  

世界でも最大の アスベスト露天掘り抗が ぽっかりと 大きな口を開けておりました

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03.  ここ、ジェフリー鉱山(Jeffery Mine )は 1880年創業 

アスベスト埋蔵量は 世界一と言われるカナダですが、 昨今の 世界での使用禁止の流れを受けて 

斜陽産業となりつつあり 生産量も 一時の三分の一となっています 



とは言え、カナダ自体は 国内でのアスベストの使用を 禁止しておらず
 

輸出産業としても なお大きな地位を占めているのは 事実のようです

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04.  ところで、アスベストにも 色々な種類があるらしく、 体に悪いのは ”青石綿 ”で
カナダ産出の ”白石綿(クリソタイル) ”は安全だというのが カナダ政府の主張なのですが、

EUなど先進国が 全ての種類のアスベストの輸入規制を かけているため、 

実質的には ロシア、中国、インドやパキスタン、スリランカ、ブラジルなど  

輸出相手国は ほぼ全てが途上国となっています

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05.  アスベスト町の インフォーメンションセンター 

観光案内リーフレットや アスベスト鉱山の歴史をまとめた 写真冊子などが置かれていました 

受付は カナダの田舎町の女性らしい おっとりした 人のいいお嬢さん

 

アスベストは 体によくない、というのが 今や 世界的な定説ですよね と 尋ねると 、

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” ここのアスベストは 繊維が長く、 体によくないとされる 繊維の短いアスベストとは違うんです 

私の 父親も祖父も鉱山で働きましたが とても元気です


 
  

鉱山での採掘の仕方にも 工夫があるとは思いますが、 働く人たちに 何か問題が起きたという話は 

聞いていません~ ” と とつとつと話してくれた

                                   

06.  さて、 ここは ケベック・シティの東、 35km 付近

セント・ローレンス川を挟む 両岸に、 メープルの こんな見事な風景が 果てしなく続いています

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07.  上の写真で、  対岸から 白い尖塔が見えた  

「 サン・タンヌ・ド・ボープレ聖堂 Basilique Sainte-Anne de Beaupre 」


ケベックの守護聖人を祀った カトリック教会で 年間150万人を超える巡礼者が訪れる

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08.  この大聖堂の広い敷地は ぐるりと メープルの林で囲まれていましたが、  

他の 普通の家が建ち並ぶ街道筋にも 延々とメープルの林は 続いておりました~ 

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09.  ところで、 メープルと言えば 「 メープルシロップ 」、  

雪解けが始まる3~4月頃 農家が メープルウオーターという樹液の採取を 始めるのですが

 
メープルは カナダ中、いえ世界中 どこにでもある木なのに、  甘い樹液を出すのは

 カナダの東部のものに限られるそうですから  ここの土壌に 何か秘密がありそうですね

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10.  ケベック・シティに近い セント・ローレンス川の 中州の島から パチリ

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11.  さて、 車で走っていて ふと気付きました 

どの家にも 「 メープルのシンボルツリー 」があるのです  林の中のメープルと違って どれも立派 !  

 

種類が違うのか、 栄養たっぷりで 大切に育てられるからなのか わかりませんが

とにかく それぞれの家の誇り、 ” おらがメープル ” っていう雰囲気でした~~ 

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12.  従って ある町を 俯瞰すると、 

このように 家々の屋根と ” おらがメープル ”との競演 ということになるのです

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これだけメープルに囲まれていれば、 カナダ人が ” 紅葉狩りのためにだけ ” 

わざわざ 旅行したりしない、 ということは 明らかでしょう ・・・

 

 

そもそも カナダ人にとって、メープルとは ”見るもの” ではなく  ”食べるもの”なのかも !   ^&^



                                

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カナダ メープル紅葉便り」カテゴリの記事

コメント

アスベストの採掘が産業として、まだ残っているんですね。
害の無い種類という事ですが、気になります。

それぞれの家にシンボリツリーとしてメイプルがあるようですが、
もともと樹形を仕立てるような文化は無いはずですし、ほっておいても
それなりの樹形になると思われますので、おらがメープルといっても、
葉の色の微妙な違いのようにも見えます。 
最後の写真は、メイプルに覆われたような街の様子がいい雰囲気です。

お早うございます。
メープルのスケールは大きくてとても綺麗ですね。
ここに住んでいる人達は紅葉の変化に感動しないのでしょうか?
アスベストの露天掘り、スケールが大きいですね。
アスベストとは化学実験で欠かせないので長期間使用しました。
アスベストが発癌物で被害を知って驚きでした。
沢山粉塵を吸ったのでしょうね。

今晩は~ ♪
アスベストの採掘は、カナダが世界最大‥‥ とは、知りませんでした!
二枚目の写真を見ると、凄い景色 (._.")

メイプルの紅葉は、北海道と同じで黄色が綺麗ですね~♪
緯度の関係かもしれません!

そうそう
メイプルと言ったら‥‥ メイプル金貨 (^m^ )イヒッ!

カナダがアスベスト最大の生産国だったのですね。
白石綿による健康障害カナダでは起きていないのか心配ですね。
紅葉の中に浮かぶ真白な サン・タンヌ・ド・ボープレ聖堂は綺麗ですね。
各家に立派な「おらがメーブル」があるとは素敵ですね。
色が違うのも面白です。

こんばんは (◎´∀`)ノ
カナダ国旗のあのデザイン、メープルだったのですね。
そういえば、今私のブログに掲載中の記事に出てくるカナダ人女性から、カナダ国旗のピンバッジを頂きました。が今は行方不明です (^_^;;
アスベスト、日本ではすっかり『悪者』となってしまいましたが、元は地名だったのですね。それともアスベストが採れるからその名前にした街なのか・・・?
それにしても、ものすごい規模の採掘場ですネェ (゚o゚)デカッ!
それにここで採れるアスベストが無害なものと分かり、ホッと一安心です。

メープルの木、色んな色に変化するのですね。あるところでは黄色に、またあるところでは赤く・・・。
しかもどの家庭にもあるようで!
12.の写真を拝見して、街の様子がこれならばわざわざ『紅葉狩り』に行くなんて人、いないでしょうね。

やっぱクリソタイルは発ガン性低いのかな?????カナダ産のクリソタイルに限ってのことだろうか?
あとのクロシドライドとアモサイトは発ガン性高いから用心しないとやばいね!国産のアスベストも結構使われているようだからそれらも注意しないといけないね!っていってもどれがどれだか検査しないと解らないし厄介な鉱物だな!!

コメントありがとうございました~  ↑

カナダ産のアスベスト、地元の方たちは 自分たちの産業ですから
身びいきがあって 当然かもしれませんね・・
それに、カナダ政府も 重要な輸出品目を 失いたくないので
規制には踏み切れないようです・・・
とりあえず、日本では気を付けないといけないことには変わりないのでしょうね・・

コメントをいただいて ありがとうございました 

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