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2012年11月 6日 (火)

カナダ リドー運河とサウザンド・アイランズ ”水の風景画”


カナダの首都 オタワから  リドー運河沿いに南下すると

ナイヤガラ瀑布が流れ込む オンタリオ湖 Lake Ontarioに ぶつかる




この 全長200キロ余の 世界遺産「 リドー歴史街道 Rideau Heritage Route 」は

運河と言えど その大部分が  自然の湖や川を利用して 水路がつながっている



川と滝、水門や跳ね橋、森と大小の湖水、 そこかしこが 美しい水の風景画でした


                      




01. そろそろ 夕方の6時過ぎ、  ホテルを見つけなくては・・・

この日は リドー運河のほぼ中間点にある スミス・フォールズ Smiths Falls 泊 

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02.  がんばって早起きすると 朝日が眩しい !  川面に靄がかかる

朝になって 初めて気が付いたが  ホテルの目の前の散策路は 

3つあるこの町の水門のうち 最も大きな コンバインド水門 Combined Lockに面していた

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03.  水門の向こう側で 待機している船の水面、 相当高いですね~

水門から解き放たれた 小舟、 なんだか 小躍りして進んで行く! っていう感じ・・

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ところで ここスミス・フォールズは「 王党派 Loyalist 」の人々が移住し 発展させた町



したがって、 イギリス風の暮らし方が垣間見えたとしても 不思議ではありません

                                                  





04.  朝食には 食パンと玉子にソーセージ、これにトマトが付けば まさに英国の朝食そのもの・・ 

お昼のホットドッグも パンが柔らかい     イングリッシュ・パブも健在だ

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05.  さて、ここが 

オンタリオ湖に面し 水運で栄えて来た 水の都 「 キングストン Kingston 」

イギリス領時代は 対米国の要衝として 重要な役割を果していた

白亜の石灰岩が用いられた 歴史的建物が多いので、 

” ライムストーンシティ ” とも呼ばれている

 

キングストンは 1841年から 3年間 カナダ連邦の首都だったが、

” 首都が こんなにアメリカに近いのは問題だ ”と、すぐに その座を他に譲ることになった経緯がある

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(  市庁舎 )







06.  キングストーンの
郊外にある 「 フォート・ヘンリー Fort Henry 」 は

1812年の 米英戦争時、 アメリカからの攻撃に備え 造られた砦だが 

今では ガン・パレードや 大砲・デモンストレーション、 衛兵交代式などを見せる 観光地となっている

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ところで イギリスのロンドンなど 大都市では 夜になると ” ファントム・ツアー ”なる余興がある



案内人が 観光客を引き連れて、 ” ほら あの窓から王妃の亡霊が~~ ”などと 怖がらせながら

街の 歴史的逸話にまつわる場所を巡るのだ    

突然 足元を指さされたりすると、 お客が キャ~~っと 悲鳴を上げて 後ずさったりする 



                     





まあ、英国人のオカルト好きは 有名だが、 やはり ここ フォート・ヘンリーも さすが英国流、

”恐怖の砦 ”なる エンターテインメントが かかっていた

しかし、残念なことに 衛兵交代も 恐怖の砦も 9月までで終了

カナダの秋は足早だ・・・  日本の観光シーズンとは ずれているのでご注意を !



                              






07.  さて、 キングストンを後にして いよいよ、  オンタリオ湖に源を発し、

カナダとアメリカの発展の礎となった大河「 セント・ローレンス川 St.Lawrence River 」を

辿ることになります~

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08.  「 セント・ローレンス川 」の 源流部には 80kmにわたって 大小の島々が点在している

実際 995から 1010の島があるらしいが、 

その名を 「 サウザンド・アイランズ The Thousands Islands 」と言い、

一大観光地となっている

( ドレッシングの ”サウザンド・アイランズ” も ここの名に因んでいるそうだ )

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川岸からも 島々が見えるが、 クルーズ船に乗ると、 個性的な島の数々を

もっと近くから 楽しく見て回ることが出来る

日本から ” 紅葉 と サウザンド・アイランズを巡るツアー ” もあるそうですが  楽しそう~!

                        





09.  家一軒分の ミニミニ小島や お城が建つ豪華な島もあるが、 いずれにせよ、 

洪水に悩まされる日本人からしたら 考えられない風景です !!

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(  白黒の写真は ネットから 借用です  )







10.  キングストンから30kmも走らないうちに 何故か道に迷った

  

ガナノック Gananoque という町の インフォーメーションセンターに立ち寄ると

赤い実を透かして カナディアン・ブルーが輝いていた・・・

道に迷って正解でした   カナダの秋が 目に沁みました~~

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11.  カナダの樹 「 メープル Maple 」は 木全体が 一気に赤くなるのでなく、

一本の木の中で、 緑、黄色、赤へと 徐々に変化していく

このあと 嫌と言うほど メープルに出会うことになるが

ここのメープルが まずは ” 初恋の人 ” ということになりました!

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(  赤い実の向こう側が メープルの木  )





12.  ガナノックにも 川と水門があり、 ほとばしる水の流れは

セント・ローレンス川へと降り注ぎ、やがては 大西洋へと 長旅に出るのです・・

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ところで、「 王党派 Loyalist 」とは

1775年、イギリス本国に対して アメリカの13植民地が 独立戦争を起こした時、

ジョージ三世への 忠誠の姿勢を示し、

 ”  植民地アメリカに居ながら   イギリス側に立った人たち ” のこと


                                      




次回は ” これらのロイヤリストが カナダで作った村の 再現地 ”を 訪れます~

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カナダからの手紙 英国の香り」カテゴリの記事

コメント

川の流れもゆったりとして、さすが広い土地であることがわかります。
時の流れもゆっくりとしているように感じられますね。
メイプルの樹は初めて見ますが、紅葉に向かっているところなんですね。

Where have all the flowers gone?  ”花はどこへ行った” という歌が、
キングストン・トリオによって歌われましたね。 
キングストンの街と関連があるのでしょうかね。

こんばんは o(*^▽^*)o
旅好きな私はしばしばTVの旅番組を見ますが、bellaさんのブログにはどれも敵いませんヨ!
とにかく、視点が違いますし「さすが!」といつも感嘆しています。
運河に映る雲や樹々、閘門・・・etc...これらにスポットを当てるのですから、「やっぱり旅慣れてるし、絵心がある人は違うなぁ・・・!」と感じました。
『メープル』って、名前だけは『メープルシロップ』で知っていますが、このような樹でこんなに鮮やかな赤い実なのですね。
これも一つ雑学、いや勉強になりました。ありがとうございました。

カナダ!広大で大いなる田舎の国と言うイメージでとらえてるんですが・・・。
自然が豊かな国ですね?赤い実をつけた樹はなんでしょうか?
楓ではなさそう。
先日鹿児島大学の先生が発表されていたのですが、600億年前カナダに衝突した大隕石の破片の層が木曾川日本ラインの岩で見つかったとのことでした。
今日も鳥追いにその岩の上でウォッチングしていたのですが足元のカナダつながり不思議な気がしました(笑)。
一度は歩いてみたい国、続き楽しみにしています。

お早うございます。
ナイアガラの滝を見るのに母と兄とカナダに1時間ほど滞在しました。
カナダの風景はとても明るい感じがしますね。
赤いメープルに依るのでしょうか?
イギリスで紅葉を見た記憶はありません。
松坂慶子と娘さんの赤毛のアンの英会話を思い出しました。
bellaさんは世界一周の旅の途中ですか?

北の大自然が、街なかにまで浸透してきているような。
イングランドは北米の故郷であったことが、これらの風景を拝見しても改めて納得の紀行です。
一味もふた味も違うbellaさんの旅、ただただ感服しながら楽しませていただいています。

リドー歴史街道は世界遺産だけあって素敵な場所ですね。
地図を見ると川や湖が沢山あってびっくりするほどです。
そしてサウザンド・アイランズの大きさの余りにも違う
沢山の島々には驚きました。
そして小生の好きなドレッシングのサウザンド・アイランズが
ここの名に因んでいたとは!
bellaさんの素敵な写真と文章で、素敵なカナダを楽しませて
頂き感謝です。

bellaお姉さま、こんにちは~
大晦日のドン詰まりにお邪魔です~
って本当に失礼してすみません
お姉さまのブログを拝見しておりますと
緻密な記事に美しい光景が広がるお写真に感動致します
一枚目のお写真も雲が川面に映って綺麗ですね~
まるで目の前で見ているように感じます
カナダのお料理・・・これはまさしくイギリスそのものですね
カナダのお料理って私、もっと田舎っぽい感じなのかな?と
想像しておりました
あの家一軒分がやっとこさ建つような場所に
家を建てること、本当にびっくりですわ
怖くないの~~?って(笑)
あちらは洪水がめったにないのでしょうかね

来年もお姉さまのブログ・・・楽しみにしております
どうぞよいお年をお迎え下さいませ♪

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