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2012年10月18日 (木)

首都オタワ ビクトリア女王に選ばれた水と森の都

 

以前、私は  カナダには アメリカ文化が浸透し、 地理的にも 文化的にも、 

” アメリカと似たような国 ” になっているのかな と想像していました 

しかし、カナダは イギリスとフランスの 開拓と争奪の歴史が刻まれた国 ・・

そして、 アメリカの独立戦争時 英領の植民地として アメリカと戦火を交えた国 ・・


その実態は  想像以上に ” ヨーロッパ的 ” で、 

カナダ独自の文化が しっかり根付いておりました



                                                



今回は まず  カナダの首都、「 オタワ Ottawa 」を 訪ねます~

                                                

01.  オタワ市街は 見事な碁盤の目、 バンクーバーやトロント、モントリオール等もそうですが、

カナダの大都市が 計画的に作られた街だということが よくわかりますね

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02.  オタワ川 Ottawa River を見下ろす丘、パーラメント・ヒルに 

ネオゴシック様式の 壮麗な「 国会議事堂 」がそびえている  


センター、イースト、ウエスト、3つのブロック(それぞれ1865~1877年完成)から成っているが

一部はガイドツアーで見学できる

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03.  「 本会議室 」 イギリスの国会の 対面式構成に よく似ています



昔 イギリス領カナダの首都候補として、 モントリオール、トロントなど4都市が 熾烈な争いを演じていたが、 

ビクトリア女王の裁定により オタワが首都になった経緯がある (1857年)

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04.  議事堂に付属した 「 国会図書館 Parliamentary Library 」

これも 大英博物館の大閲覧室を模した造りで 円型劇場のように美しい



オタワが首都になった時、「 北極に一番近い きこりの村 」と揶揄されたり、

「 侵略者が いかに勇猛果敢に攻め入っても 途中の森で迷子になり、首都に到達できない」と

アメリカの新聞で 皮肉られたこともあった・・

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05.  中央棟にある 「 平和の塔 Peace Tawer 92m 」 の眼下では 

リドー運河が オタワ川に合流し、  遠方には 首都の眺望が広がる 

オタワ川を挟んで向こう側が フランス系のケベック州、 手前が イギリス系オンタリオ州だ



取り立てて これという取り柄がある訳でない ”毛皮商人の町オタワ”が 首都に選ばれたのも

イギリス系とフランス系の両勢力の 微妙なバランスを取るに 好都合だったからに違いない

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06.  このオタワ川を巡る遊覧船があるという・・  昼の腹ごしらえをしてから乗ることに・・


この地の食べ物は ”海の幸” ”山の幸” バランスが取れていて

明らかに フランス食文化の影響を受けている  

食文化に興味の乏しい イギリスの影響だけなら こうはならなかったかも知れない・・!

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07.  水陸両用車 ” Lady Dive号 ” での遊覧です
 



軍用車の払い下げを受けて始まった、 有名な 米・ボストンの ”Duck Tour”を始め、

最近は 日本各地でも 水陸両用車が走っているが、 

ここの売りは オタワ川のゆったりした大きさと 流れの速さかも知れない

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08.  街中を’タイヤで’走っているあいだに 救命胴衣の説明があった     

そして いよいよ ザッブ~ンと水中に !  バックミラーで見る限り 車体がほぼ水没してる!?


でも~  無事に 陸上に 帰ってまいりましたよ ~~

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09.  船から(いえ、バスから?)見たのは このような パーラーメント・ヒル の景色



丘につづく街の高さと オタワ川の水面には これほどの 高低差があります

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10.  全長202km「 リドー運河 Rideau Canal 」には 24の閘門がある

特に ここ オタワ川との合流地、 オタワ水門には 8つの閘門 Locks があり、

船は 320mかけて 24m 上って行く

一つの閘門当たり 3メートルだから 相当な 高低差になります~ !

 ゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。



この運河は 1812年の米英戦争のさなか、 セント・ローレンス川の アメリカと国境を接する部分で

アメリカから 攻撃を受けるのを恐れて、 英国陸軍が オンタリオ湖に抜ける

新たな運河を築いたものだが、 結果的には 軍用より 主に木材運搬に用いられ、


 

流域の 多くの巨木が切り倒されたという 切ない歴史もある

( 木材は せっせと 本国・イギリスに送り出されたという  )

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( オタワ水門       閘門の開閉は 全て手作業で行われる )






11.  登る船があるかと思えば 落ちる滝がある
 



「 リドー滝 Rideau Falls 」は 

グリーン島を挟んで 島の両脇から 豪快に オタワ川に降り注いでいる

それが まるでカーテンのようなので、フランス語の カーテン(Rideau)という名が付いたという

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12.  さて、再び 国会議事堂、  東棟と そのゲート

なにやら ” 顔 ”が 見えませんか~   合計いくつ見えますか~ ?

私には 8~9個 見えるのですが・・


なにしろ 「 オタワは カナダの顔 」ですから      ^&^

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(  次回は 街に出てみます ~  )

 


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カナダからの手紙 英国の香り」カテゴリの記事

コメント

こんばんは (◎´∀`)ノ
エッ、いつの間にカナダへ・・・?ついこの間、イギリスへお出かけされていたとお聞きしたような・・・?
それはさておきまして、私は訪れたことはありませんが新婚旅行で訪れた友達や旅仲間から、カナダの雄大な景色については、聞いたことがあります。
しかし、さすがbellaさん、紹介するポイントが違いますネェ!視点がツアーとは全く違います。
そうそうカナダは英語圏とフランス語圏があるのでしたね。どちらも堪能なbellaさんは、困ることないですね。
水陸両用車、あんなに車体が沈むのですね。ちょっとビックリ (゚o゚)ホェーッ!
最後の写真、確かに目が (+ +) になってたり、唇が厚い(舌を出してる?)のや笑ってる顔・・・。面白いです。

ヨロッパのbellaさんがカナダに。
なるほど、改めてあまり長いとはいえない北米の歴史を振り返ると、
そうなんだ、あたりまえにヨーロッパにたどり着くのですね。
カナダがアメリカ以上にイギリスやフランスの色を濃く残しているとすれば、
広大な森と湖と、寒い気候にあったのかもしれません。

今回は大西洋を渡り、カナダですか。
カナダは歴史的にはアメリカ同様にまだ浅い歴史しかありませんが、
街の様子を見ると、ヨーロッパの建物と同じようなものが見られ、
ヨーロッパと勘違いしそうです。 移民した人達が祖国と同じ様な
景観にしたかったのでしょうか。
国会議事堂に顔? と、そういわれると、何かしら見えました。
面白いものですね。

今晩は
皆さんと同様にあれ?スコットランドではと一瞬我が目を疑いました。
気になる食事は合格点を上げなかったのですね。
赤毛のアンに逢いましたか。
バンクーバーから横断鉄道の夢は実現できませんでした。

ヨーロッパを旅行されていると思ったら、今度はカナダですか。
さすが国際派Bellaさんならではですね。
オタワの街本当に碁盤の目。国会議事堂外も中も素晴らしい造りです。
はじめの写真からは平坦な場所にあると思われた国会議事堂、
結構丘の上にあるのですね。
水上バス小生の生まれ故郷諏訪湖にも就航しているようですが
乗った経験はありません。
秋のカナダには是非行ってみたいと思いながら、カナダはトランジットで
何回か飛行場に降りただけで終わっています。
Bellaさんの素敵な写真と文で、カナダを楽しませてもらいます。

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