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2012年8月 9日 (木)

犬も登るよロープウエイ : ディアヴォレッツァ氷河にカバーをかける!

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スイスを旅するなら 一度は乗ってみたい 「ベル二ーナ・エクスプレス Bernina Express」


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01.  1910年、 100年前に開業した このパノラマ山岳鉄道は

高低差が1800mもある アルプスの数々の難所を、歯車を使わず 普通のレールで走る列車として 

その鉄道技術の高さと 周辺の 珠玉の絶景を含めて 世界遺産に登録されている

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02. この ベルニーナ線、 スイスの「サン・モリッツ St-Moritz(標高1775m)」と

イタリアの「ティラーノ Tirano(標高429m)」間を 2時間20分で走っている



「ティラーノ」は スイスとの国境にほど近い イタリアの小さな町


イタリアスタイルの美しい聖堂 down、  そして 当然、言葉もイタリア語

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  03. 食事も、 スパゲッティに ムールのいか墨リゾット、ナスやズッキーニ、

” とってもイタリアン ” でした!

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04. 残念ながら!? 列車でなく レンタカーで ベルニーナ鉄道を 模擬体験 

青い谷川、ベルニーナ線のレール、そして道路が ほぼ同じ高さで 並行して走る・・・

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05. 山岳道路で一番高い標高地点は 「 ベルニーナ峠 Passo del Bernina 」2330m

鉄道の最高地点は 「 オスピツィオ・ベルニーナ Ospizio Bernina 」2253m

ベルニーナ・エクスプレスと同じデザインの 赤いバスも運行されている

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( ベルリーナ峠にある ビアンコ湖 Lago Bianco は
 

氷河が 岩を削るからだろうか 、、、  白く濁っている )








06. さて、ベルニーナ峠の 約5km先に 

「 ディアヴォレッツァ展望台 Diavolezza 2967m 」 に登る ロープウエイがある


  

「 ディアヴォレッツァ 」からは 大パノラマ、 とりわけ

雄大な 「ベルニーナアルプス」と 「ペルス氷河」が待っており、
 

”山を歩くつもりのない人だって” ”犬だって” ロープウエイで 頂上に 楽チンに到達できる

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07. この地域は スイスでもイタリア語圏、 犬たちも イタリア語を話しておりました!

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08. このロープウエイは もともと ”トレッカー”や ”スキーヤー”が 多く利用するが

特に凄いのが 日本人の トレッキングツアー

スイスは 山を愛する日本人の ある意味 ” 聖地 ” 、

ベルニーナ特急が到着する度に、日本人グループが降りて来るし 

ディアヴォレッツァ ・ ロープウエイにも 日本人が乗らない時がない と言う


  shoe                     shoe




スイス全域には スキー場とトレッキングコースが 文字通り 山ほどあるが 

日本の 全ての旅行社からの 総ツアー数を見積もれば 


スイス経済に 相当貢献しているのではないでしょうか!

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( ここは ベル二ーナエクスプレスの ベルニーナ・ディアヴォレッツァ駅 )








09. ディアヴォレッツァ展望台から 山歩きをスタートする人々

ピッツ・パリュ Piz Palu 3905m や ピッツ・ベルニーナ Piz Bernina 4049mの

神々しい姿が 眼前に迫る

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10. ペルス氷河 Vadret Pers (手前)、と 

モルテラッチ氷河 Vadret da Morteratsch (奥)が 合流する
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この日は これらの山々は  穏やかな天候でしたが、  

” 悪魔のような ” 恐ろしさを むき出しにすることも 多いに違いない・・・



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typhoon




「 Diavolezza 」 は 「 Diavolo( 悪魔 )+ ezza( 抽象名詞を作る接尾辞 ) 」

名前の由来は 定かでないが、 ” 悪魔のような雰囲気 ”が この山にあるに違いない

もっとも 

悪魔のように恐ろしいと同時に 身震いするほど美しく 惹きつけられる、 

という意味も 含むのかも知れませんね・・・

  fuji                    fuji



11. さて、 アルプスの太陽で 背中を焼いて、胸を焼く、、、 そういう女性もおりました  

アルプスの太陽で 溶かされて 青いシャーベットになった 氷河池がありました

一方、驚いたことに 

” 氷河にカバーを掛けて ” 氷が溶けるのを防ぐプロジェクトも 実行されておりました

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ここの氷河、 地球上のほかの氷河と同様、 激しく 消失し続けている

少しでもそれを食い止めようと、 ベルニーナ・エクスプレス社が中心となり、

春先から 全体の3分の1に当たる約8千平方メートルに シートをかけている



雪が降り出す前に 巻き取るのだが、 費用も 相当かかるに違いない

それでも 真似をする国も出ているそうだから 効果はあるのだろう・・

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これは 恐らく、温暖化から氷河を守ろうという 崇高なプロジェクトではなく、

昔のように 夏を含むオールシーズン スキーが出来るようにしたいという

経済効果を狙ってのことでしょう


とは言え、 大自然に食い下がる ちっちゃな蟻のような挑戦が

いかにも 心もとなく見えると共に  ある種の感慨を覚えました!

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12. ロープウエイを降りて、 再び 下から仰ぎ見る モルテラッチ氷河

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この 美しく壮麗な大氷河、 


いつまで このように 輝いていてくれるでしょうか・・・

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光のスイスアルプス」カテゴリの記事

コメント

山好きの方には、たまらない景色でしょうね。
3000m近くまでロープウェイで登れるとは驚きです。
しかも、犬までも(ワンちゃん失礼)、これなら、足に自信の無い人でも登れますね。 
軽装で荷物も装備も無く、この高さを体感できるとは。  しかし高山病の心配は
無いんでしょうかね。  それにしても、日本人のトレッキングツアー客がそんなに
多く訪れているとは驚きですね。 
真夏日の続く時に、涼しそうな画像を楽しめました。 
 

今晩は!
どうしたらこんなに描けるの?と言いたいbellaさんのデッサンの数々、
じっくり拝見しました。さすがですね。
スイスの記事は女房には見せられません。
まさに記事にされた場所に出かけようと言われている所ですから。(笑)

こんばんは (◎´∀`)ノ
スイスを訪れたのは、もう10年も前のこと。
でも、ベルニーナ特急は乗っていません。グリンデルワルトとツェルマットを訪れたのみでしたから!
しかしここで、イメージ体験させていただきました。ありがとうございます。
んっ?!bellaさん、これに乗ったのではなく、線路沿いの道をドライブ!ですね。
もしかしたら、列車より速い?!
やはり世界遺産に登録されているインドの『ダージリン・ヒマラヤ鉄道』。あの線路沿いにもダージリンまで道路が並行して走っているのですが、バスで行くほうが半分の時間で行けるそうです。

それにしても、スイス・・・いいナァ!猛暑続きの日本で、この景色!涼しくなりましたぁ (*゚▽゚)ノ

今日は
真夏に綺麗な雪景色を見るのは素晴らしいですね。
日本人のツアー客は多いですね。
氷河はニュージランドで見ましたがスイスの氷河とはスケールが違います。
雪が白くて綺麗ですね。

素敵な景色が眺められるベルニーナ・エクスプレスは、TVで見ましたが、車で同じ景色をご覧になれて本当に良かったですね。ロープウエイで、氷河や、雪が残ったアルプスの山々が目の前に見られる所まで上れるとは素敵ですね。
トレッキングする人々の写真を拝見すると、亡き友の姿が思い出されます。
氷河にシートをかけていることは、やはりTVで見た様に思いますが、温暖化の恐ろしさを感じます。

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