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2012年8月23日 (木)

グリムゼル峠とフルカ峠を回って、、 氷河見物と事故見物!


  club                                                    club


スイスアルプス、「 トロア コル 」の 周遊コースにあるのが 

「スーステン Susten」,「グリムゼル Grimsel」,「フルカ Furka」という 三つの峠

前回は 「スーステン」でしたが、 今回は 「グリムゼル」 と 「フルカ」 二つの峠を回ります

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01. グリムゼル峠の手前には 幾つかの 「 水力発電用のダム湖 」がある

粘土色の湖水と、 森林限界を超えた峰々の岩肌は つるつるで、

雪山とはまた違う 近づき難さ、 畏敬を感じます

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(  「 グリムゼル湖 Glimselsee 」  )







02. 「 グリムゼル峠 Grimselpass 2165m 」からの 風景

4000m級の 雪山の向こうに (見えないけれど)、ユングフラウを思い描く ・・

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03. これから グリムゼル峠を 一気に 500mほど降りて行きます~~   

一たん 谷底に降りたあと                                       

再び、ヘアピンカーブの山道を登り、、、 遥か、画面奥のフルカ峠を 越えて行く ・・




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実は この谷に 81年まで「 氷河急行 Glacier Express 」が走っていましたが

全長15km余の  ” 新フルカトンネル ” が掘られ、 

その名前の由来となった氷河(写真左手)を 乗客は 車窓から 見られなくなっている

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現在は 6.8kmの 特定区間を、 夏のあいだだけ、 

氷河急行誕生時を思わせる  SL列車が 走っている


( 谷底に SL列車の駅があり、 丁度 列車が来ていました! upwardleft )



04. 周遊コースのハイライト、「 ローヌ(グレッチャー)氷河 Rhonegletscher 」


「 ベルベデール Belvedere(見晴台という意) 」には 

19C末に建てられたホテル ” Hotel Belvedere ” と お土産屋さんがあり  

日本からも観光ツアーが 来ていました

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05. 長さ10kmに及ぶ この氷河    間近で見ると、さすがの迫力 !

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06. 夏の間 地肌をむき出しにした氷河は 黒く汚れて見えるが

アイスグロッテ( 洞穴 )に入ると、 氷河ブルーが美しい

でも こんな穴を掘ると ますます 氷が溶けやすくなるのでは ・・・ sweat01

案の定、毎年 掘りなおしたり、カバーをかけたり 苦心しているらしい 



そこかしこに 溶けた水が溜まり、 温暖化が心配されるものの

取りあえず、 氷河の滴が川となり 谷に流れ落ちる様は 小気味よい

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07. ところで、この細い源流が 「 ローヌ川 Rhone 」 の始まり !  この水流は

ジュネーヴの レマン湖 Lac Leman を経て、 フランスの第二の都市 リヨンLyon、

”アヴィニョンの橋で 輪になって踊ろよ ~~ ” の歌で有名な アヴィニョン Avignon を通り、

最終的に 地中海に流れ込む ・・・

氷河の一滴から ローヌ川へ、、、    長旅の始まりです !

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08. 「 フルカ峠 Furkapass 2436m 」を過ぎたあたりで、 再び オートバイ事故に遭遇!



ライダーは 谷へ 数十メートル投げ出され、 安否を気遣った友人が 急斜面を駆け下りました

ビュンビュン 吹っ飛ばす命知らずのライダー、 映画のシーンならよかったけど、現実は厳しいデス! 

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09. こんな 凄い谷間に ヘリが出動   でも、怪我人は 動いていたので、きっと大丈夫!



道路では 仲間とおぼしき若者が ” 止まるな! 見るな! ” と 交通整理

そう言ったって 事故見物の車列は こんな山中でも あっという間に繋がるもの


” 行きたくたって 前が動かないのよ~~ sweat01  ”

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10. さて、 絵はがきなどを元に、ローヌグレッチャー氷河の変化を 並べてみました


残念ながら 氷河そのものは やせ細り、  氷河の舌端も 確実に後退しています

 
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11. そして これが 2011年夏の姿 !  down

氷河の後ろにそびえる ガレンストック峰 Galenstock 3583m

 

この山の 向こう側の氷河の水流は、東側の ロイス川 Reussや ライン川 Rhine へ向かい

手前の ローヌグレッチャー氷河の水流は 西側の ローヌ川 Rhoneへ注がれる・・・ 


 

つまりは フルカ峠を境目とした このあたりが 東西の 「 大分水嶺 」なのです

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12. さて、 幾つかの氷河を見物して、 無数のヘアピンカーブを うまく切り抜けて、

三つの峠の周遊コース、 無事回ることが出来ました・・    



そして、 谷間の村の 可愛らしい教会にホッ !! 

こんな立派な馬車にも出会いました

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白馬を含めた 五頭立て、 観光にしては、 随分と贅沢なしつらえだこと・・

車で追い抜く時は、 馬を驚かさないよう、 徐行で追い抜くのが エチケット

白馬の毛並みが美しく、車の窓から手を出して 撫でてみたかったデスヨ ~~




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これから再び もう一つ 大きな峠 サン・ゴタルドパス St Gothardpassを越えて 

イタリアに向かいます

でも こちらの峠には トンネルが通っているので 高速で楽に行けそうです happy01


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コメント

今晩は!
ローヌ(グレッチャー)氷河見覚えのある景観、麓をハイクしたような気がします。
観光用の馬車、スイス古いものを大切にしますね。
産業革命当時のロコモーション観光用に動かしている所もありましたね~。
スイスにも暴走・事故する若者何処の国も一緒ですね。

このところの連日の残暑で、この風景を見れば極楽~って感じ!
スケールの違うアルプスの峠の風景に圧倒されます。
実際に目の前で見たら、感動するでしょうね。

バイクライダーも素晴らしい風景にわき見したんでしょうか。 (-_-;)
ついついスピードを出し過ぎるのかな。 そして4輪車の方も気を付けないと。
村の中はやはり、ゆっくりが似合いますね。

こんばんは (◎´∀`)ノ
猛暑の日本の夏、自宅に居ながらにしてスイスの旅、氷河を見て気分だけでも涼しくなりました (^_^)!
スイスでもこの辺りは訪れたことはありませんが、さすがの景観ですネ (゚o゚)スゲェ!
人間を寄せつけないような絶壁(それでもチャレンジするクライマーはいるでしょうね)、お花畑と向こうに見えるアルプスの山・・・、ホント言うことないですね。
氷河の一滴が長い旅の始まり・・・、そうなのですよネェ...その一滴が小川からやがて川となりあちらこちらからの支流と合流し、やがては大きな海に!
しかし近年の地球温暖化による氷河の後退は、著しいものがあります。
アルプスだけでなくヒマラヤも、そしてアフリカ・キリマンジャロもここ十数年間でかなりの氷河が融けてしまったようです。
これらの景色も氷河も、数十年数百年後、どのようになっているのでしょうね? (-_-)ウーン...

今日は
毎日猛暑の中で過ごしていると日本を脱出したくなります。
雪景色を見ると少しは暑さも和らぎます。
毎年雪が減っているようですが将来は飲料水や生活に困るでしょうね。

暑さに茹だる中素敵な氷河の写真と解説のプレゼント有難うございます。
ローヌグレッチャー氷河の変化の写真を拝見すると、氷河の痩せ細り方が恐ろしい様です。
氷河が相当残っていた時に、もう直ぐ側に大きなホテルが出来ていたとは、商魂の逞しさを感じます。
氷河ブルーの美しい洞穴の中に今入れたらまさに極楽でしょうね。
五頭立ての観光馬車とは、なんとも豪勢ですね。こんな馬車に乗って氷河見物をする人もおられるのですね。
行ってみたかった素晴らしい景色です。

素晴らしい光景ですね。

写真を拝見していて、ちょっとは涼しくなりました。

お久しぶりです。
相変わらずの華やかなブログを拝見しました。
これからちょくちょくお伺いします。
よろしくお願いします。

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