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2012年6月14日 (木)

「凱旋門」 危険は自己責任 : パリの「ソルド」は 真剣勝負

                     


パリは もともと 「世田谷区」と 同じくらいの面積、

その狭さに 世界中からの観光客が集中するので 

特に夏場は どこも混雑している 

 


                     




01. 「パリオペラ座 Palais Garnier」 シャガールが描いた天井画が有名

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02. 1889年の万博時に登場した「 エッフェル塔 Tour Effel」

奇抜な立ち姿に度肝を抜かれた 当時のパリっ子は もう喧々諤々、賛否両論


中でも 反対派の筆頭、 小説家 モーパッサンは

 
「 唯一、腹立たしいエッフェル塔を 見なくて済む場所だから 」 という理由で

毎日 塔の2階のレストランに通ったという

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(天空の気持ちよさに モーパッサンも 内心いつしか懐柔さたのではないかと想像しますが・・)

                       

03. エッフェル塔のエレベーター、 構造は120年間 変わっていない ・・

昔は エレベーターの箱の停止線あたりに 玉子を置いても 

それを壊すことなく ピタッと止められる、というのが ”運転手”の誇りでした

「水圧式動力」は 動きが遅いので そんな技が楽しめたのでしょうが、 近年は

押し寄せる観光客を捌くためにも 最新式のモーターが導入されている

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( 現在 )                                     ( 建設当時 )






04. リュクサンブール公園  Jardin du Luxembourg 

04_4






05. 公園内の噴水池  ぐるりと一周 憩いの場

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06. リュクサンブール公園から 

「シャンゼリゼー通り」と「凱旋門」が 一本に連なって見える

 

「凱旋門 Arc de Triomphe」の屋上に 観光客がいますね  ↓

06_6
昔は あの屋上に柵がありませんでした  ”落ちるも落ちないも自己責任”という訳

最近は さすがに 低い柵はあるらしい ・・・

 

エッフェル塔も せっかく 一人の事故死者も出さず建設出来たというのに

開業以来 毎年、自殺者が絶えないという

 

                      

日本のように、
駅のプラットホームで 「電車が入ります 白線までお下がりくださ~い」 とか
 

ベルと共に 「間もなく電車が発車しま~す」 などと 丁寧に注意してくれる
親切な国は 他にない

 

柵がなかったばかりに 訴えられたという話も 日本ではよくある話

 

取りあえず ”自己責任”の概念は 国によってまちまちですから

少なくとも 海外では しっかり自己防衛いたしましょう!

 

                   


 

07. ヴァンドーム広場 Place Vendome

スーパーモデルは さすが Super!!

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08. シミひとつない美しいお顔  細く たおやかな肢体、、、、、

コートの下はどうなってるんでショ !?         

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09. O la la~~! (オララ~~  おやまァ~~  細いこと!)
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                                     ( マイヨール作  Maillol )



                      





10. ギャラリー・ラファイエット Galeries Lafayette

ブランド店が連なる パリで 最もお洒落で高級な デパート

 

私が訪ねた6月のある日は 丁度 ”バーゲンセール”が始まる前日で

服の値札には ずらりと 40%引きのしるしが付けられて 準備万端の様子!


もう札が付いてるのだから 値引きしてよ、と粘ったけれど 

「明日からです」とピシャリと断られた

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11. 実は 年2回の パリのバーゲン「ソルド Soldes」の期日は

お役所が決めることになっていて  店が勝手にセールをしてはいけない

因みに、  パリジャンの財布は紐が固い! 絶対 余計な買い物はしない!

考えて考え抜き、堅実な日常品でも 「ソルド」を 待って買う

                   


パリ中に「ソルド」の看板が並ぶと、 国内は元より 近隣の国々、そして

日本やアジアからも ブランド目当てに 一斉に お客が詰めかける

 

開店時には 警備員や店員が 縄を張ってコントロール・・ 


 
そんな 国を挙げての真剣勝負の 一大イベント ・ 「 ソルド 」の前日に

フライングで 私だけ 値引きしてもらえるはずありませんでした~~!   

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さて、 余談ではありますが、 東京に フランスやイタリアのブランドの店が

続々オープンし、 日本でもブランド品が 手に入りやすくなりました

また 一時の  ”ブランド信仰”も やや下火になり、

TPOに応じた自分らしさを ちゃんと自覚できる 賢い日本人になって来たような気もします



                      





大昔、シャンゼリゼーの とある高級店に、日本人観光客が押し寄せた時
 

店員が 床にバッグをばら撒くと 日本人がそれにどっと群がった、という 

やや国辱的な話も聞きました

 

バブルもはじけ、日本もいろいろな苦労を経て、やっと大人になったかも知れません


 

フランス人に ” 良いものを長く使うというブランド思想 ”は あっても

” ブランドに目をギラつかせるフランス人 ” なんて 見たことがありません  

 

日本人が フランスブランドに儲けさせるのも もうほどほどにしませんか~~ !? 

もっとも 最近は 彼らも 中国の方に より熱を注いでいるようですが・・・

                        

 

パリ散策 つづく

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魅惑のパリ」カテゴリの記事

コメント

パリが世田谷と同じ面積とはびっくり。もっと広いと思っていました。
オペラ座はシャガールの絵も素敵でしたが、中の造りの豪華さには驚きました。
エッフェル塔にかかわるモーパッサンのお話面白いですね。
エッフェル塔も凱旋門も眺めただけで上らずに終わっており残念です。
カメラの前に立つパリジェンヌ、モデルさんでしょうか、黒の服がシックで流石に美しいですね。
その写真の後にマイヨール彫刻の写真を置くのはやはりbellaさんらしくて楽しいです。
バーゲンセールは年2回でしかもお役所が決めた日に行なわれ、店は勝手にバーゲンセールが出来ないとは、ウランスでは以外に不自由なことがまかり通っているのですね。

エッフェル塔が120年も前に建設されたとは思えない程、オシャレに見えます。
スカイツリーは別として、東京タワーはたいへんシンプルな感じさえします。
凱旋門は存在感がすごいですね。 遠くからでも圧巻です。
ブランド品信仰は以前ほどではないにしろ、まだまだ日本人の弱いところでしょうね。
つい、広告に目が行ってしまうようです  (-_-;)

bellaさん、
パリって世田谷区と同じ広さとは意外でした!
観光客を含めた人口密集は物凄いものがありますね。
パリのトイレ事情は悪いと聞いておりますがいかがです?

エッフェル塔は精巧に作られていますね。
今ではパリにはなくてはならない建造物でしょうね。
フランスが120年も前に重工業が発達していたのには驚きました。
エッフェル塔を見たくてGoogle Earthで追っかけました。
近くまで行けましたが途中で見失いました。
フランスの事はbellaさんのパリ通信で楽しみます。

bellaさん流パリ案内、相変わらずの名調子。
トーキョーのお洒落店などが、バーゲンセールをフランス風に気取ってソルドsoidesと始めた頃、
世界の田舎者kurakameは、英語のsold 、sold outとマジで混同していましたよ。
パリではsoldesの期間がお役所で決められているとは知りませんでした。
マイヨールの健康美(!)、
当時の彫刻もデッサンも皆さんこんな感じが多いようですね。

パリって意外に狭い都会だったんですね~。120年前のタワー当時の技術の粋を集めたのでしょうね。今だともっと鉄骨が細くなってるでしょうね。

日本人少しは大人になったでしょうか?
ブランド崇拝はいい加減にしないといけませんね。
和服にグッチは似合いません。やはり西陣織のバッグなどが・・・・。
日本人、もっと自信を持ちたいですね。西洋コンプレックス終りにして!

こんばんは (◎´∀`)ノ
パリが世田谷区とほぼ同じ・・・、でも世田谷区がどれほどの広さか、よく理解していない私です(笑)
地図を見ても、「名古屋だったら、何区と同じぐらいかなぁ?」と考えてしまう有り様・・・(^_^;;
エッフェル塔と言いますと、私はオードリー・ヘップバーンの二つの映画『パリでご一緒に』と『おしゃれ泥棒』を思い浮かべるのです (^_^)!
凱旋門の上、あんなに人がいるのですか (゚o゚)ナニッ?!
押されたら・・・、落ちそう...!
シャンゼリゼ大通りの車の数と人の数・・・、いつもこうなのでしょうねぇ...(-_-)ウーン!
スーパーモデル、カッコイイですネェ !ちらりと見える胸・・・、コートの下が本当に気になります (^_^;;ヘヘッ!
ソルドって、バーゲンのことだったのですか?!なるほど、綴りを見ると何となく納得・・・。
年2回でお役所が決める・・・、ンッ?、これは何か聞いたことがある・・・
こう厳格に決められていては、前日に『まけてよ』は通じませんネ!
パリの若い女性は、ブランド物の高級品は持たない、と聞いたことがあります。
それは彼女たち自身が、それらを持つにふさわしい女性になってから、と考えているからだとか?!
だからこそ、かつての日本のブランド志向が情けなく思ったものでした。
今は中国・・・、分かる気がします。

エッフェル塔の地を跨ぐ一階部分は鋼鉄の芸術作品、美しいです。スカイツリーにない感動です!!!
「ソルド Soldes」の意味 初めて知りました。私のパンツについたタグにSoldeと書いてあったのが
やっと解けました。

たかChanさま
フランスのトイレ事情は 確かにそれ程よくありませんが、
カフェが 重要な まちのトイレの役割を果たしています~

でも もっともっと不便な国はたくさんありますし、
日本の便利さの方が むしろ 普通でないかもしれません・・  

ケンさま
確かに 私もエッフェル塔は 美しいなと感動しました
”レトロで且つ大胆なデザイン”は スカイツリーとも 東京タワーとも
違っていますね・・・

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