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2011年12月 6日 (火)

「囲われた町 コンカルノー」 と 画家シニャック

ブルターニュといえば やはり ” 海 ”、

 

今回は 海に面した、  と言うより 「  どっぷり海の中にある町 コンカルノー 」を 訪れます

 

                          

 






01.    「 コンカルノー Concarneau 」 は
 

口を開けたワニのような形のブルターニュ半島、 その下あごの部分にあたる 港町

 

日差しの輝きは 南仏に負けてません !  

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02.    「  コンカルノー 」は 島全体が城壁で囲まれており、
 

14世紀に、  継承争いの内戦や イギリス軍の侵攻があった時

その城壁が 大きな役割を果たしたのだという

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03.       真ん中の小島が 城壁で囲われたコンカルノー 

 

Google Earthで この俯瞰の姿を見たとたん、  どうしても行ってみたくなったのです !

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( 現在は 当然ながら その小島ばかりでなく 回りの地域全体が コンカルノー市になっています )

                             





04.       島を囲む 城壁の入り口       潮が満ちています・・・・・

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05.       潮が引きました  ・・・・・

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06.        そして また 潮が満ちて  ・・・・・

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07.        また 潮が引いて   ・・・・・

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昔から コンカルノーは  豊富な魚介に恵まれた漁港として 活況を呈してきましたが

 

近年でも トロール船や 貨物船が出入りし、

多くのヨットが停泊する 大西洋側の重要な港となっています

                             







08.        島の中は 現在は 観光が中心です ~

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09.       シードル ( りんご酒 )は もともと グラスでなく 「 陶器 」で飲むのが 正式
 

ムールは 貝殻をピンセット代わりにして  身をつまむのが 正式です~

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10.      お二人とも リタイア組み   
左側の紳士は 元エールフランスのパーサー

ヨットで生活し、 週に3回は このレストランに来るという  ( なんと優雅なこと ~~~ )

 

実は 彼には 我々の ’ 夫婦喧嘩 ’の一部始終を 隣のテーブルで 聞かれてしまった  

でも 日本語でよかった~~~   

国際派の ’ パーサー氏 ’も さすが 日本語はわからないと言ってました~  ホッ! 

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11.    ところで 多くの画家が コンカルノーで絵を描いているが

海辺や港の風景、ヨットなどを好んで描いた画家  「 ポール シニャック Paul Signac 1863~1935 」 

彼が ここ コンカルノーを見逃すはずがありません

 

彼は 1891年にコンカルノーに滞在 ( 1925年にも再来している ) 

輝く海と帆船の 独特の明るい「点描画」を仕上げたのち、

 

所有するヨット 「オランピア号」を 自ら操縦して  南仏サントロぺに向ったという

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( 左 「 コンカルノー港 」ブリジストン美術館蔵、  右上 「 朝の静けさ 」 右下 「 夕べの静けさ 」    )

                         

 

実は シニャックは あのゴッホに  ゴーギャン同様、 アルルに来るよう 勧誘を受けていた 

実際 その話には乗らなかったが、  ゴッホの 「耳切り事件」のあと、 シニャックは
ゴッホの見舞に行っている

 

                            

 

ところで、「 コンカルノー 」の近くには 「 ポンタヴェン 」 という町があり 

ゴーギャンを筆頭に  「ポンタヴェン派」という画家グループが 活動していました

 

 

南フランス同様  北フランスでも、  いろいろな画家たちの人生が


網の目のように 複雑に 絡み合っていたのです・・・

                              

「ブルターニュ」 つづきます

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コメント

私のHP、ブログへのコメントをありがとうございます。  毎回、素敵な写真と軽妙なコメントがさえていますね。  私の住んでいるところは浜名湖に面していますので、あちこちにヨットハーバーがありますが、やはり雰囲気は全く違いますね。 歴史を感じます。 点描画というとジョルジュ・スーラ、カミーユ・ピサロを思い浮かべますが、シニャックは知りませんでした。 本当にいろいろな画家の交流があったのですね。 

コンカルノーという地名は初めて聞きました。シニャックも。。。
フランスは本当に画家さんの層が厚いですよね。
観光地の街並みはやっぱり可愛いですよね。
特に、各お店に吊ってあるオシャレな看板(?)プレートはヨーロッパっという感じです。
シードルを陶器で飲むというのは・・・どうしてなんでしょう

今日は
潮の満ち引きは大きい所ですね。
ヨットが多いのに驚きました。
素晴らしい観光地で魚介類が豊富で美味しそうですね。
bellaさんたちも夫婦喧嘩をすることがありますか?

コンカルノーのGoogle Earthの俯瞰の姿を見たとたん、どうしても行ってみたくなったという
bellaさんの眼力には恐れいりました。小生には、ヨットが沢山繋留されている所だとしか
見えず、ご紹介頂いた素敵な景色は全く想像できない情けなさです。

鍋に盛り上がったムール貝や生牡蠣を見ると食べたくなりつばが出てきますよ。
リタイアーのお二人の優雅な生活。
bellaさんの様に海外を広く旅行するわけでもない小生はちょっと情けなくなりますね。
 
Bellaご夫婦の口喧嘩、何を言い合ったのか聞きたい様です。

水を描くののが好きだったシニャックでしょうから、ここはお好みの場所でしょうね。
昨年のオルセー美術館展ではシュニャックが2点展示されましたから、それは何となく
覚えていますが、ブリジストンの絵は見てるとは思いますが記憶なし。爺さんどんどん
ボケルばかりです。
ポンタヴェン派の事もベルナールの絵を中心にオルセー展で一章設けて展示していましたね。

こんばんは ヽ(´▽`)/
ブログ仲間の方々のブログで、自宅に居ながらにして日本や世界のあちこちを彷徨い旅させていただいている慕辺未行です (^_^;;ヘヘッ!
この街も素敵ですネェ w(^o^)w!相変わらず個人旅行で、レンタカーでドライブですね。
潮の満ち干き、ずいぶん激しいですね。ふと、モンサンミッシェルをイメージしました。
街の中のブリキの絵の看板、いいですネェ!ドイツでもよく見ましたが、それぞれ特徴的で味がありますネ。
ムール貝、久しく食べていません (>_<)!急に食べたくなりましたぁ!どんな調理法が美味しいかな?

bellaさん、
港町(特に島)には写材が多く、大好きなところです。
ましてや、外国ともなると一日いても飽きないでしょうね。

bellaお姉さま、こんばんは~
潮の満ち引きのお写真、興味深く拝見しました
お姉さまのお写真は、どれも構図をきちんと考えて撮られていて
まるで絵画をそのまんま見ているような錯覚を覚えますわ
空に浮かぶ雲の美しいこと!
シードルとムール貝の食事の仕方も面白かったです
私は、まだ一度もムール貝を食べたことがなく・・・
味がわかりません
主人が匂いに敏感なようでいっしょに食べようとしないのですわ(泣)
山のように積まれた貝殻の量から察しますに、美味しいのでしょうね
お姉さま御夫婦が喧嘩をなさいましたか?
犬も食わないってヤツですか(にっこり)
果たして何が原因でしょうか

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